ドリテック 電子体温計 予測検温約15秒 TO-204WT

測定が完了すると電子音でお知らせする機能は、体温計の基本的な機能として搭載されています。音の種類や音量は調整できません。上位機種では、音だけでなく、画面表示やバイブレーションで知らせる機能もあります。音量調整機能がないため、静かな場所や音に敏感な方には不向きかもしれません。しかし、一般的な使用においては、測定完了を知らせる機能として十分役立ちます。高齢者の方には聞こえにくい場合があるため、注意が必要です。

この体温計には前回値メモリー機能は搭載されていません。日々の体温変化を記録したい場合は、別途記録する必要があります。上位機種では、複数回の測定データを記録できるものや、スマートフォンと連携してデータを管理できるものもあります。基礎体温を記録したい女性や、家族の体温管理をしたい方には、記録機能がある体温計がおすすめです。手動で記録する手間を省きたい場合は、他の機種を検討しましょう。

体温計の先端が柔らかく曲がる素材でできているため、わきの下にやさしくフィットします。小さなお子さんや高齢者でも安心して使用できます。上位機種では、より柔軟性の高い素材を使用しているものや、抗菌加工が施されているものもあります。しかし、本製品でも十分な安全性と使いやすさが確保されています。ただし、無理に曲げたり、強い力を加えたりすると破損する恐れがあるため、注意が必要です。

電池残量表示機能はありません。電池が消耗してくると、測定時間が長くなったり、表示が薄くなったりすることがあります。早めに電池交換を行いましょう。上位機種では、電池残量を液晶画面で確認できるものや、電池交換時期を知らせてくれる機能もあります。電池切れで測定できなくなるのを防ぐために、予備の電池を用意しておくことをおすすめします。定期的な電池交換をすることで、常に正確な測定が可能です。

測定ガイド機能は搭載されていません。正しい位置に体温計を当てているかを確認しながら測定する必要があります。わきの下の中央に、体温計の先端が当たるようにしてください。上位機種では、測定位置をガイドしてくれる機能や、音声でアドバイスしてくれる機能もあります。正確な測定のためには、正しい測定方法を理解しておくことが重要です。何度か練習して、コツをつかむことをおすすめします。

約15秒で予測検温できるため、忙しい朝や、じっとしていられないお子さんの体温を測る際に便利です。上位機種では、1秒で測定できるものもあります。ただし、予測検温のため、正確な体温を知りたい場合は、実測検温を行う必要があります。予測検温はあくまで目安として考え、必要に応じて実測検温を行いましょう。短時間で測定できるのは大きなメリットですが、正確性も考慮して使用してください。