ヒューレット・パッカード(HP) 電動シュレッダー B1506CC

HP B1506CCには自動細断機能は搭載されていません。紙を投入後、手動でスタートボタンを押す必要があります。自動細断機能があれば、大量の書類を処理する際に便利ですが、本製品は家庭用を想定しているため、手動でも十分に対応可能です。特に、シュレッダーのそばを離れる際には、安全のためにも手動操作が推奨されます。書類の量に合わせて、手動で細断を開始することで、無駄な運転を防ぐこともできます。

HP B1506CCには満杯センサー機能は搭載されていません。ダストボックスの容量は約15リットルで、A4コピー用紙約160枚を収納できます。ゴミ捨てのタイミングは、窓から確認する必要があります。満杯センサーがないため、ゴミが溢れる前に定期的に確認し、ゴミ捨てを行う必要があります。ゴミが満杯になると、シュレッダーの性能低下や故障の原因となる可能性があるため、注意が必要です。

HP B1506CCには自動逆転機能が搭載されています。紙詰まりが発生した場合、自動的に逆回転して紙を取り除くことができます。紙詰まりは、シュレッダーの故障の原因となるため、自動逆転機能は非常に重要な機能です。ただし、紙詰まりが頻繁に発生する場合は、紙の入れすぎや紙の種類に問題がある可能性があります。取扱説明書をよく読み、適切な方法で使用することが重要です。

HP B1506CCの細断方式はクロスカットで、細断サイズは5×18mmです。マイクロカットに比べるとセキュリティレベルはやや劣りますが、家庭用としては十分なレベルです。個人情報や機密情報を含む書類を処分する際には、クロスカットでも十分に情報を保護できます。より高いセキュリティレベルを求める場合は、マイクロカットのシュレッダーを検討する必要があります。

HP B1506CCは、紙だけでなく、クレジットカードやステープル針も細断可能です。ただし、CDやDVDなどのメディアには対応していません。クレジットカードを細断することで、個人情報の漏洩を防ぐことができます。また、ステープル針を細断できるため、書類から取り除く手間が省けます。メディアを処分する際には、別途処分する必要があります。

HP B1506CCは静音設計を謳っていますが、作動音は65dBと、一般的なシュレッダーと同程度です。図書館のような静かな場所での使用には向きませんが、家庭やオフィスで使用する分には問題ありません。作動音を気にする場合は、より静音性の高いシュレッダーを検討する必要があります。ただし、静音性が高いシュレッダーは、価格も高くなる傾向があります。