ECOVACS DEEBOT N8Pro+ DLN11-52

自動ゴミ収集ステーションが付属しており、掃除後にロボット本体のゴミを自動で収集します。これにより、ユーザーは頻繁にゴミ捨てを行う手間が省けます。ステーションのダストボックスは大容量であるため、長期間ゴミを溜めておくことが可能です。特に、ペットを飼っている家庭や、広い家にお住まいの方にとって、非常に便利な機能と言えるでしょう。ただし、ゴミ収集時の音はやや大きめなので、時間帯によっては注意が必要です。

水拭き機能は搭載されていますが、自動モップ洗浄機能は搭載されていません。そのため、水拭き後にはユーザー自身でモップを洗浄する必要があります。上位機種に搭載されている自動モップ洗浄機能と比較すると、手間がかかる点がデメリットです。しかし、定期的にモップを洗浄することで、常に清潔な状態を保ち、床の拭きムラや汚れの再付着を防ぐことができます。

アプリを通じて、進入禁止エリアを細かく設定することができます。これにより、ロボット掃除機が特定の場所（例えば、ペットの食事場所や、デリケートな家具がある場所など）に侵入するのを防ぐことができます。進入禁止エリアの設定は、掃除の効率を向上させるだけでなく、大切な家具やペットを守る上でも重要な機能です。設定は簡単で、アプリの地図上で指でなぞるだけで完了します。

D-ToF技術によるマッピング機能により、複数の部屋のマップを記憶し、部屋ごとに最適な掃除方法を設定することができます。例えば、リビングは念入りに、寝室は静かに掃除するなど、用途に合わせた掃除が可能です。また、アプリ上で部屋の名前を編集したり、掃除の順番を設定したりすることもできます。ただし、マップの精度は部屋の広さや形状、家具の配置によって影響を受ける場合があります。

バッテリー残量が少なくなると、自動で充電ステーションに戻り充電を開始します。充電完了後、中断した場所から掃除を再開するため、広い部屋でも最後まで掃除を完了させることができます。ユーザーは充電切れの心配をすることなく、ロボット掃除機に掃除を任せることができます。ただし、充電ステーションの設置場所によっては、ロボット掃除機がスムーズに帰還できない場合があるため、注意が必要です。

スマートフォンアプリとの連携により、外出先から掃除を開始したり、掃除のスケジュールを設定したりすることができます。また、掃除の状況をリアルタイムで確認することも可能です。アプリを通じて、ロボット掃除機の操作や設定を簡単に行うことができます。ただし、アプリの対応OSバージョンが限られている場合があるため、注意が必要です。