バッファロー バッファロー Bluetooth5.0対応 コンパクト キーボード BSKBB335SV

Bluetooth 5.0に対応したワイヤレス接続により、ケーブルなしでパソコンやタブレット、スマートフォンと接続できます。デスク周りがすっきりし、機器から離れた場所でも操作が可能です。Bluetooth Low Energyに対応しているため省電力性に優れ、単4形乾電池2本で約1年間使用できるとされています（使用環境による）。手軽に無線化したい方に便利な機能です。

最大3台までの機器とBluetooth接続情報を記憶させ、本体上部のボタン一つで接続先を簡単に切り替えることができます。デスクトップPC、ノートPC、タブレット、スマートフォンの間を頻繁に行き来して作業する際に、再接続の手間が省け非常にスムーズです。様々なデバイスを使い分けている方にとって、このマルチペアリング機能は作業効率を大きく向上させる実用的な機能と言えます。

本製品は特に静音性を強調した設計ではありません。パンタグラフ式のキー構造のため、キータッチ時には一般的なノートパソコンや同方式のキーボードと同程度の打鍵音が発生します。図書館や静かなオフィス環境、または深夜に家族と同室で使用する場合など、打鍵音が気になるシーンでは注意が必要です。完全に静かな環境での使用を求める方には不向きかもしれません。

防水や防滴に関する特別な仕様は記載されていません。水や液体をこぼしたり、ホコリが多い場所で使用したりすると、故障の原因となる可能性があります。デスク上での飲食には十分注意が必要です。完全防水で丸洗いできるような上位モデルと異なり、日常使用における水濡れや汚れに対する耐性は限定的です。清潔に保つには、乾いた布などで丁寧に拭く必要があります。

音量調整（ミュート含む）や再生・一時停止、早送り・巻き戻しなどのメディア操作をFnキーと組み合わせることで素早く実行できるホットキーを搭載しています。音楽や動画視聴中に手元でこれらの操作が行えるため便利です。ただし、ファンクションキーの初期設定がメディアコントロール優先になっている場合があり、F1～F12キーを単独で使うにはFnキーとの同時押しが必要となるなど、一部OSやユーザーによっては使い勝手に慣れが必要かもしれません。

キーを光らせるバックライト機能は搭載されていません。暗い場所でのキーの視認性は低いため、手元が暗い環境や夜間での作業には適していません。照明が十分にある場所での使用を想定したシンプルな設計です。もし暗所での使用が多い場合や、視覚的な効果を求める場合は、別途バックライト搭載モデルやデスクライトの使用を検討する必要があります。

キーボード本体の傾斜角度を調整するための折りたたみ式スタンドは搭載されていません。本体の傾斜は固定されており、フラットな状態で使用することになります。自分のタイピング姿勢や好みに合わせてキーボードの角度を調整したい方、または手首への負担軽減のために傾斜をつけたい方にとっては、この点はデメリットとなる可能性があります。平置きでの使用に問題ない方や、リストレストなどを別途使用する方には影響が少ないでしょう。