DJI Osmo Pocket 3

Osmo Pocket 3は、3軸ジンバルによる高度な手ブレ補正機能を搭載しています。これにより、歩きながらや動きのあるシーンでも、滑らかで安定した映像を撮影できます。特に、Vlog撮影や旅行時の動画撮影において、その効果を実感できます。上位機種に匹敵する手ブレ補正性能を備えており、映像のクオリティを大きく向上させます。ただし、激しい動きや振動が加わる状況では、若干のブレが残る場合があります。

Osmo Pocket 3は、防水・防塵機能は搭載されていません。雨天時や水辺での使用には注意が必要です。別途、防水ケースなどのアクセサリーを使用することで、ある程度の防水対策は可能です。ただし、完全防水ではないため、水中での使用は推奨されません。上位機種には防水機能が搭載されているモデルもありますが、Osmo Pocket 3はコンパクトさを重視した設計となっています。

Osmo Pocket 3は、タイムラプス機能を搭載しています。一定間隔で撮影した静止画を繋ぎ合わせ、時間の経過を凝縮した動画を作成できます。これにより、雲の動きや花の開花など、長時間の変化を短時間で表現できます。撮影間隔や撮影時間などを細かく設定できるため、様々なタイムラプス動画を制作できます。初心者でも簡単にタイムラプス動画を楽しめるように、プリセットモードも用意されています。

Osmo Pocket 3は、スローモーション機能を搭載しています。4K/120fpsでの撮影に対応しており、動きの速い被写体を滑らかにスローモーションで再生できます。スポーツシーンやペットの動きなど、肉眼では捉えきれない瞬間を詳細に記録できます。スローモーションの速度も調整可能で、よりドラマチックな映像表現が可能です。ただし、スローモーション撮影時は、通常撮影時よりもバッテリー消費が早くなる点に注意が必要です。

Osmo Pocket 3は、Wi-Fi連携機能を搭載しています。スマートフォンやタブレットとWi-Fiで接続し、専用アプリを通じて、撮影した映像を簡単に転送したり、カメラを遠隔操作したりできます。撮影後すぐにSNSにアップロードしたり、離れた場所から撮影を開始したりできます。アプリの操作性も高く、初心者でも簡単にWi-Fi連携機能を利用できます。ただし、Wi-Fi接続時はバッテリー消費が早くなる点に注意が必要です。

Osmo Pocket 3は、音声制御機能は搭載されていません。上位機種には音声制御機能を搭載しているモデルもありますが、Osmo Pocket 3はコンパクトさと操作性を重視した設計となっています。音声制御機能がないため、ハンズフリーでの操作はできません。ただし、タッチパネルやボタンによる操作は直感的で簡単に行えるため、音声制御機能がなくても快適に操作できます。