Re・De Re・De Kettle RD-K002MP

このケトルには温度調節機能が搭載されています。50℃から100℃の間で8段階の温度設定が可能です。具体的には、50℃から80℃までは10℃刻み（50, 60, 70, 80℃）、80℃から100℃までは5℃刻み（80, 85, 90, 95, 100℃）で設定できます。緑茶、コーヒー、紅茶など、それぞれの飲み物に適した温度で淹れることができるため、日常使いには十分な機能と言えるでしょう。ただし、より細かな温度（例えば63℃など）には設定できないため、特定の用途には不向きな場合があります。使い方はシンプルで、温度調節ボタンで希望の温度を選んで沸かすだけです。

設定した温度で最大30分間の保温が可能です。一度お湯を沸かしておけば、30分以内であれば再度沸かし直す手間なく、温かいお湯をすぐに使えます。例えば、朝食中に何度かお湯を使いたい場合や、コーヒーを淹れた後に続けて他のお茶を淹れたい場合などに便利です。ただし、30分以上の長時間保温はできないため、必要な時にすぐ温かいお湯を用意しておきたい、といった用途には向いていません。短時間で使い切る場合に便利な機能です。

商品情報に蒸気セーブ機能に関する記載はありません。一般的な電気ケトルと同様に、沸騰時にはある程度の蒸気が発生します。そのため、設置場所によっては壁や家具が湿気の影響を受ける可能性があるため、使用する際は周囲の換気を意識したり、蒸気によって影響を受けやすいものの近くには置かないなどの配慮が必要になります。蒸気による結露やカビが気になる場所での使用には注意が必要です。

商品情報にカルキ除去機能に関する記載はありません。水道水に含まれるカルキ成分は、ケトル内部に白い付着物として蓄積しやすい性質があります。カルキが付着すると、ケトルの性能低下や故障の原因になる可能性があり、またお湯の味にも影響を与えることがあります。この機能がないため、ケトルを清潔に保ち、長く使うためには、定期的にクエン酸などを使ったカルキ除去のお手入れを自分で行う必要があります。お手入れの手間が気になる方は注意が必要です。

商品情報に静音沸騰機能に関する記載はありません。湯沸かし中は、一般的な電気ケトルと同様にボコボコという沸騰音やヒーティングの音が聞こえます。特に静音設計が施されているわけではないため、早朝や深夜など、静かな環境でお湯を沸かしたい場合には、運転音が気になる可能性があります。リビングなどキッチン以外の場所で使用する場合や、小さな赤ちゃんがいる家庭では、音について事前に確認しておくことをおすすめします。

商品情報に本体温度抑制機能（二重構造などにより本体が熱くなりにくい構造）に関する記載はありません。湯沸かし中や沸騰直後は、ケトル本体の外側が高温になる可能性があります。使用中や使用直後に誤って本体に触れてしまうと、やけどの危険があります。特に小さなお子様や高齢者がいる家庭では、設置場所や取り扱いに十分な注意が必要です。安全面を重視する方は、本体が熱くなりにくい構造のモデルと比較検討することをおすすめします。