山善(YAMAZEN) こたつ テーブル 専用布団セット GDX-F752(DB)

このこたつテーブルには、人の不在を検知して自動的に電源を切る「人感センサー機能」は搭載されていません。そのため、消し忘れには注意が必要です。電源のオンオフは中間入切スイッチで行う必要がありますが、この機能がないことで、操作がシンプルになり、価格を抑えることに貢献していると考えられます。こまめに電源を切る習慣がある方や、シンプルな操作性を重視する方には問題ないでしょう。

こたつ内部の温度を一定に保つ「自動温度制御機能」が搭載されています。温度調節つまみを回すことで、弱から強まで無段階で温度設定が可能ですが、設定した温度を超えたり下回ったりすると、ヒーターのON/OFFが自動で行われ、快適な温度を維持します。これにより、暑すぎたり寒すぎたりするのを防ぎ、省エネにも繋がります。常に快適な暖かさを保ちたい方にとって、非常に便利な機能です。

このこたつテーブルには、天板を本体に固定するための特別な機能（ネジ止めやクランプなど）に関する記載がありません。そのため、天板は置くだけの仕様である可能性が高いです。食事や作業中に天板が動いてしまうことを懸念される場合は、別途滑り止めシートを使用するなどの工夫が必要になるかもしれません。ただし、布団セットとの組み合わせによっては、ある程度の固定力が得られる場合もあります。

こたつ本体に電源コードを巻き付けたり、収納したりするための専用スペースやフックに関する明確な記載が見当たりません。そのため、オフシーズンにコードを片付ける際には、別途収納場所を確保するか、コードを本体に巻き付けて保管する必要があります。コードが露出したままになる可能性があるため、見た目をすっきりさせたい場合は、工夫が必要になるでしょう。ただし、コードの長さは3mと十分な長さがあります。

こたつ布団のサイドには、リモコンや小物などを収納できる便利なポケットが付いています。このポケットがあることで、布団が天板からずれにくくなる効果が期待できます。また、布団がずれると隙間風が入って暖かさが逃げやすくなりますが、ポケットがそのずれを軽減し、暖かさを保つのに役立ちます。さらに、布団の端を天板の下に挟み込むことで、ずれにくくする工夫も考えられます。

このこたつテーブルは、高さ調節機能として「高さ3段階調節」が可能です。これは、テーブルの脚に継ぎ脚を取り付けることで実現されており、55cm、60cm、65cmの3段階の高さに設定できます。これにより、ローソファや座椅子、通常の椅子など、様々な家具や使用者の体格に合わせて最適な高さに調整でき、非常に便利です。多様なライフスタイルに対応できる点が大きな魅力です。

このこたつテーブルの天板はリバーシブル機能を持っていません。天板はダークブラウンの一枚仕様となっており、裏返すことでデザインを変えることはできません。そのため、部屋の雰囲気に合わせて天板のデザインを変えたいというニーズには応えられません。しかし、シンプルで統一感のあるデザインを求める方にとっては、かえって扱いやすいと言えるでしょう。