Godox SL200IIIBi 二色 215W LED ビデオライト
この商品、買うべき?
Godox SL200IIIBiは、215Wの出力を持つバイカラーLEDビデオライトです。価格帯を考慮すると十分な明るさと、優れた演色性(CRI 96, TLCI 97)を備えており、忠実な色再現が可能です。アプリやリモコンでの制御に対応し、操作性も良好です。特にサイレントモードでのファン停止機能は、静かな環境での撮影において有用です。ただし、バッテリー駆動には対応しておらず、RGBWW機能やDMX制御もないため、本格的なロケ撮影やカラーライティング、プロフェッショナルなシステム連携には制限があります。主にスタジオや電源が確保できる場所での、色温度調整を主としたシンプルなライティング用途に適したモデルと言えます。
おすすめポイント
- 価格に対して十分な明るさ(公称95400lux@1m)
- 高い演色性で自然な色再現が可能
- アプリとリモコンによる柔軟な制御
- サイレントモードでファンノイズを気にせず撮影できる(一部制限あり)
購入前の注意点
- バッテリー駆動に対応していないため、屋外での使用には電源確保が必須です。
- RGBWW機能がないため、白色光以外のカラーライティングはできません。
- DMX制御に対応していないため、大規模な照明システムへの組み込みには向きません。
- サイレントモード使用時は、ライトの発熱量が増えるため、出力が制限される場合があります。
あなたに合っている?
こんな人におすすめ
- スタジオや自宅での定点撮影を行う人
- 色温度調整を中心にライティングしたい人
- 予算を抑えつつ、ある程度の明るさと光質を求める人
- YouTubeやライブ配信の品質を向上させたい人
こんな人には不向き
- 電源がない場所でのロケ撮影が多い人
- 被写体や背景に様々な色をつけて表現したい人
- DMXシステムを組んで照明を制御したいプロの現場
- 徹底的に軽量・コンパクトな機材を求める人
おすすめの利用シーン
- 屋内スタジオでのポートレート・物撮り
- インタビューや対談撮影(電源確保時)
- YouTubeやオンラインコンテンツの撮影
不向きな利用シーン
- 電源がない屋外での長時間撮影
- RGBなどのカラー表現が必須のミュージックビデオ撮影
- 複数のライトをDMXで連携させる大規模なセットアップ
評価の詳細
消費電力は215Wですが、メーカー公称値では1mで95400lux(標準リフレクター使用時)という非常に高い照度を実現しています。これは同等クラスの他のライトと比較しても優れた数値であり、価格に対して十分な明るさが得られると言えます。ソフトボックスやディフューザーを使用した場合でも、ある程度の光量を確保できるため、様々な撮影シーンでメインライトやフィルライトとして活用できるでしょう。明るさの調整は0%から100%まで無段階で行えます。
CRI 96、TLCI 97という高い演色評価数(Ra)およびテレビ照明一貫性指数を備えています。これにより、被写体の肌の色や物体の本来の色を非常に自然で忠実に再現することが可能です。特に人物撮影において、肌の色が健康的で美しく表現される点は大きなメリットとなります。高い光の質は、ポストプロダクションでのカラー補正作業を軽減し、より高品質な写真や映像制作に貢献します。
このライトは2800Kから6500Kまでの色温度調整が可能なバイカラーモデルです。暖色系の光から寒色系の光までを再現でき、屋内の照明や自然光の色味に合わせたり、シーンの雰囲気を調整したりするのに役立ちます。ただし、RGBWWのようなフルカラーでの照射機能は備わっていません。白色光の色温度調整のみを必要とするユーザーにとっては十分ですが、色鮮やかなカラーライティングを求める場合には別の機種を検討する必要があります。
本体の操作パネルはシンプルで基本的な設定は直感的に行えます。加えて、付属のRC-A6リモコンやGodox Lightアプリ(Bluetooth接続)からの遠隔操作に対応しているため、ライトが高い位置にある場合や、複数台をまとめて制御したい場合に便利です。アプリからは明るさや色温度、内蔵エフェクトなどを手元で細かく設定できます。ただし、プロの現場で広く使われるDMX制御には対応していない点が、上位機種やプロフェッショナルモデルとの違いです。
ACアダプターからの電源供給のみに対応しており、バッテリー駆動には対応していません。このため、屋外や電源がない場所での使用は基本的にできません。撮影場所がスタジオや電源が確保できる屋内に限られるユーザーにとっては問題ありませんが、場所を選ばずに機動的に撮影を行いたい、特にロケ撮影をメインとするユーザーにとっては大きな制約となります。使用場所が限定される点を理解して選ぶ必要があります。
冷却ファンを搭載していますが、比較的静音設計がされています。特に注目すべきはサイレントモードで、ファンを完全に停止させることが可能です。これにより、マイクを使った音声収録時に気になるファンノイズを完全に排除できます。ただし、ファンを停止するとライトの熱がこもりやすくなるため、最大出力が制限される可能性がある点に注意が必要です。静音性が重要な撮影シーンにおいて非常に有効な機能と言えます。
Godoxは比較的新しいブランドながら、撮影用照明機材市場で急速に知名度を上げ、多くの製品を開発・販売しています。価格競争力が高く、機能面でも充実した製品が多いことから、一定のユーザーから支持を得ています。プロ向けからアマチュア向けまで幅広いラインナップがあり、製品の供給体制も整っています。高価格帯の製品と比較すると細部の作りやサポート体制に差がある可能性はありますが、価格帯を考慮すれば信頼性は十分と言えます。
215W出力、バイカラー機能、高演色性、アプリ制御といった主要機能を備えつつ、価格は最上位クラスの製品よりも抑えられています。特に公称の最大照度は非常に高く、価格に対する明るさという点では優れています。一方で、バッテリー駆動不可、RGBWW機能なし、DMX制御なしといった機能面での制限があるため、これらの機能が必須でないユーザーにとってはコストパフォーマンスの高い選択肢となります。必要な機能と価格のバランスを考慮して判断することが重要です。
商品概要
Godox SL200IIIBiは、215Wの出力と2800K-6500Kの色温度調整機能を備えたバイカラーLEDビデオライトです。CRI 96、TLCI 97と高い演色性を持ち、自然な色再現が可能です。付属のリフレクター使用時には1mで95400luxの明るさを実現。RC-A6リモコンやGodox Lightアプリでの操作に対応し、利便性も考慮されています。特にサイレントモードではファンノイズを抑えられるため、音声収録に配慮した撮影に適しています。Bowensマウント採用で汎用性も高く、スタジオ撮影や電源が確保できる場所での様々な用途に対応します。
機能一覧
このライトは、2800Kから6500Kの範囲で色温度を調整できるバイカラー機能を搭載しています。暖色系のタングステン光から寒色系のデイライトまで、幅広い白色光の色味を再現できるため、屋内外の様々な光源に合わせたり、写真や動画の雰囲気を変えたりするのに役立ちます。ただし、最上位機種が対応する2500K~7500Kと比較すると、調整できる範囲はやや狭くなります。しかし、一般的な撮影シーンであれば十分に対応できる柔軟性を持っています。
9種類の内蔵FXエフェクト(Flash1/2, Storm1/2, TV, Broken Bulb, Candle, Fire, Fireworksなど)を備えています。これらのエフェクトを使用することで、動画撮影時に雷やテレビの点滅、炎のゆらぎといった特定の状況下での光のパターンを簡単に再現し、映像に臨場感や特殊な雰囲気を加えることができます。これらのプリセットを活用することで、クリエイティブな照明表現を手軽に楽しむことが可能です。
付属のRC-A6リモコンだけでなく、Godox Lightアプリ(Bluetooth経由)に対応しており、スマートフォンやタブレットからライトの操作が可能です。ON/OFF、明るさ調整、色温度変更、エフェクト設定などを、ライト本体から離れた場所や、ライトが高い位置に設置されている場合でも手元で行えます。これにより、撮影の準備や進行がスムーズになり、特に複数台のライトを使用する場合に効率が向上します。ただし、DMXによる有線制御には対応していません。
このライトはAC電源(100V-240V)での駆動のみに対応しており、バッテリーでの動作はできません。屋外や電源コンセントが利用できない場所での撮影には、別途ポータブル電源などの用意が必要となります。移動が多いロケ撮影や、電源確保が難しい環境での使用を想定している場合は、この点が大きな制限となります。電源環境が整ったスタジオや屋内での使用が前提となるライトです。
超静音ファンによる冷却システムを搭載しており、通常の動作時でもファンノイズは比較的抑えられています。さらに「サイレントモード」を搭載しており、このモードをオンにするとファンが完全に停止するため、音声収録へのノイズ干渉を極限まで減らすことが可能です。ただし、ファン停止時は熱放散が抑制されるため、ライトの最大出力が制限される可能性があります。静音性が求められるシーンでは非常に有効な機能です。
このライトはバイカラーモデルであり、白色光(2800K~6500K)の色温度調整に特化しています。赤、緑、青などのRGBカラーを自由に作り出すフルカラー(RGBWWなど)の機能は搭載していません。そのため、背景に色をつけたり、ムードカラーを演出したりといった、白色光以外の多様な色表現はできません。カラーライティングを必要とする撮影には不向きです。主に自然な白色光でのライティングを目的とするユーザー向けの製品です。
Godox Lightアプリを使用することで、複数の対応するGodox製ライトをグループ化し、一台のスマートフォンやタブレットからまとめて制御することが可能です。各ライトの明るさや色温度などをグループ単位で一括調整したり、個別に設定したりできるため、複数のライトを使った複雑なライティングセットアップを効率的に行うことができます。これにより、セット全体の光のバランス調整が容易になります。
商品スペック
| 最大出力 | 215W |
|---|---|
| 最大照度 | 95400lux |
| 色温度範囲 | 2800-6500K |
| 演色性(CRI) | 96Ra |
| 演色性(TLCI) | 97 |
| 調光範囲 | 0-100% |
| マウント方式 | Bowens Mount |
| 電源方式 | AC (100V-240V) |
| 制御方式 | 本体, リモコン, アプリ (Bluetooth) |
| 冷却方式 | アクティブ冷却 (静音ファン, サイレントモード) |
| 本体重量 | 3.25kg |
サイズ・重量
ブランド・メーカー
GodoxGodox(ゴドックス)は、ストロボやLEDライトなどの撮影用照明機材を中心に展開するブランドです。高性能かつ手頃な価格の製品で知られ、プロからアマチュアまで幅広い層のフォトグラファーやビデオグラファーに利用されています。
よくある質問(Q&A)
Q.このビデオライトの明るさはどれくらいですか?
Q.色の調整はできますか?
Q.操作方法にはどのようなものがありますか?
Q.撮影中のファンの音は気になりますか?
Q.どのようなエフェクト機能が内蔵されていますか?
Q.他の撮影機材との互換性はありますか?
Q.購入した場合、パッケージには何が含まれていますか?
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| 色温度 | 2500-7500 K | 色精度基準 | CRI 95+, TLCI 96+ |
| 冷却モード | アクティブ冷却 | 調光 | 0-100 % |
| ハウジングの材質 | ポリカーボネート | リフレクターマウント | ボーエンスSタイプ |
| APPControlタイプ | Bluetooth | 無線周波数 | 2.4 GHz |
| リモートアビリティ | ≤100 m | AC入力電力 | 100-240V AC, 50/60Hz V/Hz |
| DC入力電力 | 48V DC 7.5A V/A | 電源 | ACアダプター |










