
DATO DATO SSD M.2 512GB DP800 PRO
の評価
商品概要
DATO DP800 PROシリーズの512GBモデルは、PCIe Gen4x4インターフェースに対応したM.2 2280フォームファクタのNVMe SSDです。公称値としてシーケンシャルリード最大5000MB/s、ライト最大4600MB/sを謳っており、Gen4 SSDとしては標準的な速度性能を備えています。スタッフレビューからは、DRAMレス設計でありながら大きなSLCキャッシュを搭載している可能性が示唆されています。メーカーの知名度は低いですが、価格が手頃であり、スタッフレビューでは価格帯に見合った性能が出ているという声もあります。一部のユーザーレビューではWindowsでの初期認識に注意が必要な場合があることや、連続大容量書き込みでの挙動に関する言及も見られます。5年間の限定保証が付帯しています。コストを抑えつつ、OSやゲームのロード速度向上を図りたいユーザー、特にハンドヘルドゲーム機のストレージ拡張を検討しているユーザーに適した製品と言えるでしょう。耐久性やランダム性能、使用されているNANDフラッシュの種類に関する詳細情報は不明です。
商品画像一覧





商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
SSDの空き容量が少なくなると、自動的に古いデータや使用頻度の低いデータを削除して、常に最適なパフォーマンスを保つ機能です。自分でデータを整理する手間が省け、常に快適な速度でパソコンを使えます。特に、動画編集やゲームなど大容量ファイルを扱う場合に便利です。
商品情報やスタッフレビューからは、自動的にデータを整理する機能に関する明確な記述は見当たりませんでした。SSDのコントローラーやファームウェアによっては基本的な管理機能(TRIMなど)は搭載されていると考えられますが、高度な自動最適化機能の有無は不明です。通常の使用では問題になることは少ないですが、常に最高のパフォーマンスを維持したい場合は、別途OSの機能やツールによる最適化を検討する必要があります。機能の詳細はメーカーに確認することをおすすめします。
SSDに書き込まれるデータを一時的に保存するキャッシュ領域を搭載した機能です。頻繁に使うデータへのアクセスが高速化され、パソコンの起動やアプリケーションの立ち上がりが速くなります。特に、OSやアプリケーションの起動を早くしたい場合に効果的です。
このSSDはDRAMキャッシュを搭載していませんが、SLCキャッシュ機能を有しているとスタッフレビューで言及されています。SLCキャッシュは、TLCやQLCといったNANDフラッシュメモリの一部を高速なSLCモードとして一時的に使用することで、短時間の書き込み性能を向上させる技術です。これにより、普段使いでの体感速度はDRAMキャッシュ搭載モデルに近いものになります。しかし、SLCキャッシュの容量を超えた連続した大容量書き込みが発生した場合、書き込み速度が大幅に低下する可能性があります。特に大きなファイルを頻繁に扱うような用途では注意が必要です。一般的な用途であれば、SLCキャッシュによる速度向上は十分効果的です。
SSDに保存されたデータを暗号化して、第三者による不正なアクセスから保護する機能です。パソコンを紛失した場合でも、データ漏洩のリスクを減らすことができます。個人情報や機密情報などを安全に保管したい場合に役立ちます。
商品情報やスペック、スタッフレビューにデータのハードウェア暗号化機能に関する記述は見当たりませんでした。SSD自体に暗号化機能が搭載されていない場合、データを保護するにはOS標準の暗号化機能(BitLockerなど)を使用する必要があります。ハードウェア暗号化はOSの負荷が少なく高速に処理できるメリットがありますが、本製品では利用できない可能性が高いです。機密性の高い情報を扱う場合や、PCの紛失・盗難リスクを考慮する場合は、OSによるソフトウェア暗号化などのセキュリティ対策を必ず行ってください。機能の正確な有無についてはメーカーへの確認をおすすめします。
SSDの温度を監視し、過熱を防止する機能です。SSDが高温になると、性能低下や故障の原因になるため、この機能により安定した動作を維持します。長時間の作業や高負荷な作業を行う場合でも安心して使用できます。
現代の多くのNVMe SSDと同様に、本製品も内部温度を監視する機能を備えていると考えられます。SSDは高速に動作する際に発熱しますが、温度が一定以上になると性能を意図的に低下させ、コンポーネントを保護するサーマルスロットリングが発生します。温度監視機能は、このサーマルスロットリングを適切に制御するために不可欠です。ただし、本製品にはヒートシンクが付属しないため、特に高負荷な作業を長時間行う場合や、PCケース内のエアフローが悪い環境では温度が高くなりやすい傾向があります。SSDの性能を最大限に維持するためには、適切な冷却対策(マザーボードのヒートシンク利用や別途購入など)を検討することをおすすめします。
SSDの状態を監視し、故障の兆候を事前に検知する機能です。故障する前にバックアップなどの対策を講じることができます。大切なデータを失うリスクを減らすことができます。
一般的なSSDはS.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)という自己診断機能を持っており、専用ツールを使用することでSSDの状態や寿命に関する情報を確認できます。これにより、故障の兆候をある程度予測することが可能です。しかし、商品情報からは、特定の高度な故障予測機能や、専用の監視ソフトウェアが提供されるかどうかの明確な記述はありません。無名メーカーの製品の場合、S.M.A.R.T.情報へのアクセスや互換性が十分に確保されているか不明なケースもあります。大切なデータを保存する場合は、S.M.A.R.T.ツールでの定期的な状態確認と、それに関わらず定期的なバックアップを強く推奨します。
SSDのファームウェアを自動的に最新の状態に更新する機能です。これにより、常に最高のパフォーマンスと安定性を維持することができます。自分でアップデート作業をする手間が省けます。
通常、SSDの性能向上や不具合修正のためにファームウェアのアップデートが提供されることがあります。大手メーカーの場合、専用のツールソフトウェアを提供しており、自動または簡単な操作でファームウェアを更新できる場合があります。しかし、DATOのようなメーカーから、このような自動または簡単な操作でファームウェアを更新できるツールが提供されているか、あるいはその機能が製品に搭載されているかについての情報は確認できませんでした。ファームウェアのアップデートが必要になった場合、手動での作業が必要になるか、そもそも提供されない可能性も考えられます。最新の状態を保ちたい場合は、メーカーのウェブサイトなどで情報を確認する必要があります。
SHOPSTAFFによる評価スコア
DATO DP800 PROは、PCIe Gen4x4対応のM.2 SSDとして手頃な価格が最大の魅力です。公称値に近い速度を発揮し、特にOSやゲームのロード速度向上に貢献します。価格帯を考慮すると性能は良好と言えます。ただし、比較的新しい、あるいは無名のメーカーであるため、長期的な信頼性や耐久性(特に高頻度な書き込みを行う場合)については懸念が残ります。スタッフレビューでは、価格に見合った性能はあるものの、Windowsでの初期認識に手間取った例や、長時間の連続書き込みで性能が不安定になる可能性が示唆されています。主に個人用途でコストを抑えつつ速度向上を図りたい場合に適した製品と言えるでしょう。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- 手頃な価格でPCIe Gen4x4の速度が得られる点
- ROG AllyやSteam Deckといったハンドヘルドゲーム機のストレージ拡張に適している点
- 古いPCのストレージ換装で体感速度が大きく向上する点
注意点
- Windowsでの初期設定時に認識しない場合があるため、OSのクリーンインストールなどに不慣れな場合は注意が必要
- DRAMレス設計のため、動画編集など長時間の連続した大容量書き込み作業では性能が低下または不安定になる可能性がある
- 無名メーカーのため、重要なデータの保存に使用する場合は必ず別途バックアップを取ることを推奨
- 製品自体にヒートシンクは付属しないため、発熱しやすいPC環境や高負荷な用途での使用は温度管理に注意が必要
おすすめな人
- コストパフォーマンスを重視するユーザー
- ゲーム用ハンドヘルドPCのストレージを増設したいユーザー
- 古いPCのSATA SSDやHDDをNVMe SSDに換装したいユーザー
- ダウンロードファイルなど、一時的なデータ置き場として高速なストレージを探しているユーザー
おすすめできない人
- 最高レベルの性能と信頼性を求めるプロフェッショナルユーザー
- 動画編集や高頻度なデータベース処理など、非常に高い耐久性や安定した連続書き込み性能を必要とするユーザー
- メーカーのブランド力や実績を重視するユーザー
- PCのストレージ換装やOSインストールといった作業に全く慣れていないユーザー
おすすめの利用シーン
- OSやアプリケーションの起動ドライブとしての使用
- PCゲームのインストール先
- ROG AllyやSteam Deckなどのハンドヘルドゲーム機の内蔵ストレージ換装や増設
- インターネット閲覧やオフィスソフト使用が中心のPCのストレージアップグレード
非推奨な利用シーン
- プロレベルの動画編集や音楽制作
- データセンターやサーバー用途
- 非常に高負荷かつ長時間の連続書き込みが発生するような用途
よくある質問(Q&A)
Q.このSSDはどのようなインターフェースに対応していますか?
Q.読み書き速度はどのくらいですか?
Q.保証期間はありますか?
Q.ゲーム用PCやハンドヘルドゲーム機での使用は可能ですか?
Q.古いMacBook ProやLinux環境でも使用できますか?
Q.発熱は気になりますか?
Q.取り付け時に注意することはありますか?
SHOPSTAFF 評価ランキング
Kingston
Kingston SSD KC3000 512GB PCIe Gen 4.0 x4 SKC3000S/512G
¥11,829(税込)2025-07-05 時点でのAmazonの価格です
Kingston KC3000 512GBは、PCIe 4.0 NVMe対応のM.2 SSDです。最大読み取り7,000MB/秒、書き込み3,900MB/秒の高速性能を提供し、PS5動作確認済み、極薄ヒートシンク搭載。PCのアップグレードやPS5の増設に適しています。
容量 | 512 GB | 規格 | M.2 2280 |
サイズ | 80x22x2 mm | インターフェース | NVMe PCIe Gen4 |
シーケンシャルリード | 7000 MB/s | シーケンシャルライト | 3900 MB/s |
ランダムリード | 450000 IOPS | ランダムライト | 900000 IOPS |
TBW | 400 TB | NANDフラッシュタイプ | TLC |
プリンストン製の高速PCIe Gen4 NVMe M.2 SSD 512GBモデルです。最大読込7200MB/秒、最大書込4300MB/秒の高速データ転送を実現。ゲームや大容量ファイルの扱いにおすすめ。メーカー3年保証付きで、コストパフォーマンスに優れています。
容量 | 512 GB | 規格 | M.2 2280 |
サイズ | 80x22x2.2 mm | インターフェース | NVMe PCIe Gen4 |
シーケンシャルリード | 7200 MB/s | シーケンシャルライト | 4300 MB/s |
ランダムリード | 530K IOPS | ランダムライト | 750K IOPS |
TBW | 300 TB | NANDフラッシュタイプ | TLC |
ソリダイム製の内蔵SSD 670pシリーズ。PCIe Gen3 x4 NVMeインターフェース、144層QLC NAND採用。最大読込3000MB/秒、書込1600MB/秒。ゲームや日常使いに適したモデル。
容量 | 512 GB | 規格 | M.2 2280 |
サイズ (梱包) | 14.3 x 11.6 x 1.9 cm | インターフェース | NVMe PCIe Gen3 x4 |
シーケンシャルリード | 3000 MB/s | シーケンシャルライト | 1600 MB/s |
ランダムリード | 110000 IOPS | ランダムライト | 315000 IOPS |
TBW | 185 TB | NANDフラッシュタイプ | QLC 144Layer |
最大7,000MB/秒の超高速速度、優れた電力効率。ゲーム、コンテンツ作成、データ分析など、速度が重要なワークロードに最適。
容量 | 512 GB | 規格 | M.2 2280 NVMe PCIe Gen4 |
サイズ | 8 x 2.2 x 0.22 cm | インターフェース | NVMe PCIe Gen4 |
シーケンシャルリード | 7000 MB/s | シーケンシャルライト | 4700 MB/s |
ランダムリード | 公称値なし | ランダムライト | 公称値なし |
TBW | 公称値なし | NANDフラッシュタイプ | TLC |
ARCANITEの512GB NVMe SSD。PCIe Gen3.0 x4、M.2 2280規格に対応し、読込1700MB/s、書込1500MB/sの速度を提供します。3D NAND採用で、システム高速化に貢献します。
容量 | 512 GB | 規格 | M.2 2280 |
サイズ | 80x22x2.1 mm | インターフェース | NVMe PCIe Gen 3.0 ×4 |
シーケンシャルリード | 1700 MB/s | シーケンシャルライト | 1500 MB/s |
ランダムリード | ‐ IOPS | ランダムライト | ‐ IOPS |
TBW | 400 TB | NANDフラッシュタイプ | 3D NAND |