Xiaomi Xiaomi Mi 13T

本モデルはIP68等級の防水防塵に対応しています。これは、粉塵の侵入を完全に防ぎ、定められた条件下で継続的に水中に沈めても影響を受けないレベルの保護を意味します。キッチンなどの水回りや、急な雨、軽い水濡れであれば安心して使用できます。ただし、お風呂での長時間利用や、高い水圧がかかる場所での使用は推奨されません。あくまで生活防水・防塵として過信せず、取り扱いには注意が必要です。

残念ながら、このモデルは日本国内で広く利用されているFeliCaポート（おサイフケータイ機能）を搭載していません。そのため、SuicaやPASMO、iD、QUICPayといった非接触決済サービスをスマートフォン本体のみで利用することはできません。これらの決済手段を頻繁に利用される方は、別途カードなどを携帯するか、他の対応端末を検討する必要があります。コンビニ決済などでスマホ決済を使いたい場合は、QRコード決済などを利用することになります。

本モデルはデュアルSIMに対応しており、nanoSIMカードを2枚同時に挿入して使用することができます。これにより、仕事用とプライベート用の電話番号を分けたり、音声通話とデータ通信で異なる通信事業者のプランを組み合わせたりするなど、柔軟な運用が可能です。海外旅行時に現地のSIMカードを併用するといった使い方もでき、通信コストの最適化や利便性の向上に役立ちます。2つの回線を同時に待受可能です。

本モデルはMicroSDカードスロットを搭載しておらず、外部ストレージによる容量拡張には対応していません。内蔵ストレージは256GBと比較的大きめですが、大量の写真や動画を保存したり、容量の大きいゲームを多数インストールしたりする場合は、内蔵ストレージ容量だけで足りるか事前に確認が必要です。容量不足が心配な場合は、定期的にデータをPCやクラウドストレージにバックアップすることをおすすめします。

本モデルは、インターネット接続なしでFMラジオ放送を受信できる機能（ワイドFM含む）を搭載していません。ラジオを聴く場合は、インターネット経由のラジオアプリ（radikoなど）を利用する必要があります。災害時など通信環境が不安定になった際の情報収集手段としては、通常のFMラジオが利用できませんので注意が必要です。通信量を気にせずラジオを楽しみたい場合も、Wi-Fi環境での利用が中心となります。

本モデルは標準的な3.5mmの有線イヤホンジャックを搭載していません。有線イヤホンやヘッドホンを使用する場合は、USB Type-Cポートに直接接続できるタイプの製品を利用するか、USB Type-Cから3.5mmへの変換アダプタを別途購入して使用する必要があります。お気に入りの有線イヤホンをそのまま使いたい方は、変換アダプタの携帯が必要になる点を考慮してください。Bluetoothイヤホンやスピーカーの利用が中心の方には問題ありません。

USB Type-Cポートを介して、他のUSB機器に電力を供給するリバース充電（有線）に対応しています。これにより、本モデルをモバイルバッテリーのように使用し、ワイヤレスイヤホンケースや他のスマートフォンなどのバッテリーが少なくなった際に充電することができます。外出先で手持ちのデバイスのバッテリーが切れてしまった場合に役立つ、いざという時に便利な機能です。ただし、充電速度は専用充電器には劣ります。

本モデルは、画面内指紋認証センサーを搭載しています。ディスプレイの下部に指紋センサーが内蔵されており、画面をタップする自然な動作でロック解除や各種アプリの認証を行うことができます。マスク着用時でも利用できる便利な生体認証方法です。さらに、顔認証機能も利用可能で、指紋認証と組み合わせてよりスムーズかつ安全にスマートフォンのロックを解除することができます。セキュリティと利便性を両立しています。