
KYSSD K200 256GB NVMe M.2 2280 PCIe Gen 3.0×4
の評価
商品概要
KYSSD K200は、256GB容量のNVMe M.2 2280フォームファクタの内蔵SSDです。PCIe Gen 3.0x4インターフェースを採用しており、従来のSATA SSDと比較して高速なデータ転送が可能です。しかし、搭載されているコントローラーはSilicon Motion TechnologyのSM2263XTという2017年発表の古いDRAMレスチップであり、公称されているシーケンシャルリード3200MB/s、ライト2800MB/sの速度は実測でリード2400MB/s、ライト1700MB/s程度と大きく下回ります。NANDフラッシュメモリにはMicronの選別落ち品とされるSpecTek製TLCが使用されており、信頼性にはやや不安が残ります。また、サーマルセンサーが非搭載のため、正確な温度監視ができず、密閉環境での使用には別途ヒートシンクの追加が推奨されます。付属品は一切なく、日本国内5年保証が付帯しています。主にOS起動用やサブストレージ、古いPCのアップグレードに適した製品です。
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商品スペック
サイズ・重量
機能一覧
データ暗号化機能は、SSDに保存されたデータを暗号化し、不正アクセスから保護する機能です。万が一、SSDを紛失したり盗まれたりした場合でも、データが漏洩するリスクを軽減できます。個人情報や機密情報を扱う際に役立ちます。
製品情報にデータ暗号化機能に関する記載はありません。一般的に、この価格帯のSSDでは高度なデータ暗号化機能は搭載されていないことが多いです。機密性の高いデータを扱う場合は、OSの機能や別途ソフトウェアによる暗号化を検討する必要があります。ハードウェアレベルでの暗号化を求める場合は、より上位のモデルを検討することをお勧めします。
ウェアレベリング機能は、SSDの各記録領域の書き換え回数を均等化することで、寿命を延ばす機能です。特定の領域に書き込みが集中するのを防ぎ、SSD全体の耐久性を向上させます。長期間にわたって安心してSSDを使用したい場合に有効です。
NVMe SSDとして、ウェアレベリング機能はNANDフラッシュメモリの寿命を均等化するために内部的に搭載されていると考えられます。これにより、特定の領域への書き込み集中を防ぎ、SSD全体の耐久性を向上させます。ただし、その性能や詳細な制御については製品情報に明記されていません。
TRIM機能は、OSが不要と判断したデータをSSDに通知し、SSDがその領域を事前に整理できるようにする機能です。これにより、SSDの書き込み速度の低下を防ぎ、パフォーマンスを維持します。OSがWindows 7以降であれば、通常は自動的に有効になります。
TRIM機能は、OSが不要と判断したデータをSSDに通知し、SSDがその領域を効率的に管理するための機能です。これにより、SSDの書き込み速度の低下を防ぎ、長期的なパフォーマンスを維持します。現代のNVMe SSDであれば、通常この機能はサポートされており、OS側で自動的に有効になります。
S.M.A.R.T.機能は、SSDの状態を監視し、故障の兆候を事前に検知する機能です。SSDの温度、書き込み回数、エラー率などの情報を記録し、異常が見つかった場合に警告を発します。故障によるデータ損失のリスクを減らすことができます。
S.M.A.R.T.機能はSSDの状態を監視し、故障の兆候を事前に検知する機能ですが、本製品ではサーマルセンサーが非搭載のため、温度情報が常に40℃と表示されるというレビューがあります。これにより、正確な温度監視はできませんが、その他の基本的な健康状態の監視は行われている可能性があります。完全なS.M.A.R.T.情報が必要な場合は注意が必要です。
省電力モードは、SSDがアイドル状態の時に消費電力を抑える機能です。ノートパソコンで使用する場合、バッテリーの持続時間を延ばすことができます。モバイル環境で長時間作業する際に役立ちます。
製品情報に省電力モードに関する具体的な記載はありません。ノートパソコンなどで使用する際にバッテリー持続時間を重視する場合、この機能の有無は重要ですが、本製品ではその詳細が不明です。一般的なNVMe SSDはアイドル時に消費電力を抑える設計がされていますが、特定の省電力モードの有無は確認できません。
OP(Over Provisioning)領域設定機能は、SSDの容量の一部を予備領域として確保することで、書き込み速度の維持や寿命の向上を図る機能です。SSDのパフォーマンスを安定させたい場合や、より長く使用したい場合に有効です。
OP(Over Provisioning)領域設定機能に関する記載は製品情報にありません。この機能はSSDのパフォーマンス維持や寿命延長に寄与しますが、本製品でユーザーが設定できるかどうかは不明です。通常、メーカー側で最適化されたOP領域が確保されている場合もありますが、詳細な制御はできません。
SHOPSTAFFによる評価スコア
KYSSD K200は、NVMe M.2 2280 PCIe Gen 3.0x4インターフェースを持つ256GBの内蔵SSDです。公称速度は高いものの、実際のベンチマークではシーケンシャルリード2400MB/s、ライト1700MB/sと公称値を下回る結果が出ており、ランダムアクセス性能も控えめです。コントローラーには古いSM2263XTが採用されており、DRAMレスのエントリー向けチップであるため、最新の高性能SSDと比較すると性能は劣ります。価格帯としては安価な部類に位置しますが、性能と信頼性には課題が見られます。耐久性に関する具体的なTBWやMTBFの記載がなく、NANDフラッシュメモリもMicronの選別落ち品とされるSpecTek製TLCが使用されているため、長期間の高負荷運用には注意が必要です。主にOS起動用やサブストレージとしての利用が想定されます。
ブランド・メーカー詳細
おすすめのポイント
- 安価なNVMe SSDとして、SATA SSDからのアップグレードには十分な速度向上が期待できます。
- 古いPCやノートPCのOS起動ドライブ、またはサブストレージとしてコストを抑えたい場合に適しています。
- 日本国内5年保証が付帯しており、万が一の初期不良などに対する安心感があります。
注意点
- 公称速度と実測速度に大きな乖離があるため、高性能を期待する用途には不向きです。
- サーマルセンサーが非搭載で温度表示が固定されるため、正確な温度管理ができません。密閉環境での使用にはヒートシンクの追加が強く推奨されます。
- 説明書、ネジ、ドライバーなどの付属品は一切ないため、別途用意する必要があります。
- 無名メーカーであるため、長期的な信頼性やサポート体制には不確実性があります。
おすすめな人
- 古いPCやノートPCのSATA SSDからのアップグレードを検討している方
- ミニPCやRaspberry Piなどの低発熱・低容量で十分な環境での利用を考えている方
- OS起動用やゲーム、一時的なデータ保存用のサブストレージを探している方
- 予算を抑えてNVMe SSDを導入したい方
おすすめできない人
- 最新の高性能PCでメインドライブとして使用し、最高の速度と安定性を求める方
- 動画編集や大規模なデータ処理など、頻繁に大容量の読み書きを行うプロフェッショナルな用途
- 信頼性や耐久性を最重視し、有名メーカーの製品を好む方
- 発熱対策を自身で行うのが難しい方
おすすめの利用シーン
- WindowsやLinuxなどのOS起動ディスクとして、システムの高速化を図る場合(特に低スペックPC)
- ゲームのインストール先や、頻繁にアクセスしないデータの保管用サブストレージ
- 外付けSSDエンクロージャーに組み込み、ポータブルストレージとして使用する場合
- ラズベリーパイなどのシングルボードコンピュータのストレージ
非推奨な利用シーン
- メインPCのプライマリドライブとして、最高のパフォーマンスと安定性を求める場合
- 高負荷なゲームやプロフェッショナルな動画編集、CAD作業など、継続的な高速読み書きが必要な用途
- サーバー用途や、24時間稼働するような高い信頼性が求められる環境
よくある質問(Q&A)
Q.このSSDはどのようなパソコンに対応していますか?
Q.転送速度はどのくらいですか?公表されている速度が出ますか?
Q.256GBの容量で足りるか心配です。どのような用途におすすめですか?
Q.発熱は気になりますか?ヒートシンクは必要ですか?
Q.製品保証はありますか?
Q.取り付けに必要なものは付属していますか?
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トランセンドのM.2 NVMe SSD 256GBは、小型フォームファクタの2242サイズで、Ultrabookや軽量ノートPC、携帯ゲーム機などのアップグレードに最適です。PCIe Gen4x4対応で、最大読込み3,300MB/sの高速性能を提供し、システムの応答性を向上させます。
容量 | 256 GB | フォームファクタ | M.2 2242 |
インターフェース | NVMe PCIe Gen4 x 4 | シーケンシャルリード | 3300 MB/秒 |
シーケンシャルライト | 1600 MB/秒 | ランダムリード | 190000 IOPS |
ランダムライト | 330000 IOPS |
PCIe NVMe 1.4インターフェースと最新の3D NAND技術を採用し、高速な読み書き速度と高い互換性を実現したM.2 SSDです。省電力機能やデータ保護技術も搭載し、ノートパソコンのバッテリー持続時間延長にも貢献します。
容量 | 256 GB | フォームファクタ | M.2 2280 |
インターフェース | NVMe PCIe Gen3x4 | シーケンシャルリード | 1950 MB/秒 |
シーケンシャルライト | 1300 MB/秒 | ランダムリード | 不明 IOPS |
ランダムライト | 不明 IOPS |
トランセンドジャパン
Transcend PCIe M.2 SSD 256GB NVMe PCIe Gen3 x4 3D TLC採用 DRAMキャッシュ搭載 5年保証 TS256GMTE220S
¥6,480(税込)2025-10-06 時点でのAmazonの価格です
トランセンドの256GB NVMe PCIe Gen3 x4 M.2 SSD。3D TLC NANDとDRAMキャッシュを搭載し、最大読出し3,300 MB/s、書込み1,250 MB/sの高速転送を実現。5年保証付きで信頼性も高い。
容量 | 256 GB | フォームファクタ | M.2 2280 |
インターフェース | NVMe PCIe Gen3 x4 | シーケンシャルリード | 3300 MB/秒 |
シーケンシャルライト | 1250 MB/秒 | ランダムリード | 190000 IOPS |
ランダムライト | 300000 IOPS |
Fanxiang S500-1TBは、PCIe Gen3 x4 NVMe M.2 2280インターフェースを採用した内蔵SSDです。最大読み込み2100MB/s、書き込み1800MB/sの速度と1TBの容量を提供し、グラフェン冷却ステッカー付きで安定動作をサポートします。OSの高速化やデータ保存に適したコストパフォーマンスの高いモデルです。
容量 | 1 TB | フォームファクタ | M.2 2280 |
インターフェース | NVMe PCIe Gen3 x4 | シーケンシャルリード | 2100 MB/秒 |
シーケンシャルライト | 1800 MB/秒 | ランダムリード | - IOPS |
ランダムライト | - IOPS |
トランセンドジャパン
PCIe M.2 SSD (2280) 256GB NVMe PCIe Gen3 x4 3D TLC採用 TS256GMTE110S
¥4,973(税込)2025-10-05 時点でのAmazonの価格です
トランセンドの256GB NVMe PCIe Gen3 x4 SSD。読出し1,600 MB/s、書込み800 MB/sで、OSや日常用途に最適。5年保証と国内サポート付きで信頼性が高い。
容量 | 256 GB | フォームファクタ | M.2 2280 |
インターフェース | NVMe PCIe Gen3 x4 | シーケンシャルリード | 1600 MB/秒 |
シーケンシャルライト | 800 MB/秒 | ランダムリード | 110000 IOPS |
ランダムライト | 95000 IOPS |