NEEWER CB100C RGB LEDビデオライト

CCTモードでは2700Kから6500Kまで幅広い色温度を調整できます。暖色系の照明から寒色系の照明まで、撮影シーンや他の光源に合わせて柔軟に対応可能です。また、HSIモードでは0-360°の色相と0-100%の彩度を調整することで、36000色以上のフルカラーライティングが実現できます。単色のデイライトタイプやバイカラータイプのみの製品と比較して、色の表現力が非常に高い点が大きな強みです。

CRI（演色評価数）97+、TLCI（テレビジョン・ライティング・コンシステンシー・インデックス）98+と、非常に高い演色性を誇ります。これにより、被写体の肌の色や商品の色などを自然かつ忠実に再現することが可能です。プロフェッショナルな撮影現場でも通用するレベルの色の正確性を提供しており、特に人物撮影や物撮りにおいて、作品の仕上がり品質に大きく貢献します。

業界標準であるBowensマウントを採用しています。これにより、NEEWER純正品だけでなく、多くのメーカーから販売されている多種多様なソフトボックス、リフレクター、ビューティーディッシュ、スヌートなどのアクセサリーを取り付けて使用できます。ライティングの表現の幅が大きく広がり、既にBowensマウント対応のアクセサリーをお持ちの方であれば、それらを流用できるため経済的です。将来的なシステム拡張も容易になります。

高品質なヒートシンクと静音ファンを内蔵しており、効率的な冷却システムによりライトの温度上昇を抑えています。ファンは必要に応じて速度を調整するため、常に全開で回るわけではありません。レビューでも静音性が評価されており、動画撮影時の音声収録にファンノイズが干渉するリスクを比較的低く抑えることができます。静かな環境での使用にも配慮された設計と言えます。

本体の操作パネルでの手動操作に加え、専用スマートフォンアプリ「NEEWER」および2.4G無線でのリモート制御に対応しています。アプリからはCCT、HSI、FXモードの詳細設定や複数台の管理が直感的に行え、2.4G無線では基本的なグループ制御が可能です。特にアプリ連携は高機能で便利ですが、本体操作や無線制御も可能なので、撮影状況に応じた使い分けができます。操作性は良好です。

2万円台前半という価格で、130W出力、高演色性、Bowensマウント、そして最大の特長であるRGB+CCTフルカラー機能、アプリ・無線制御を備えている点は、非常に高いコストパフォーマンスと言えます。特にRGB機能を必要とするユーザーにとっては、同等機能を持つ上位機種と比較して圧倒的に導入しやすい価格です。最大出力は控えめですが、機能の豊富さで価格に見合う、あるいはそれ以上の価値を提供します。