BOSE(ボーズ) Bose Ultra Open Earbuds

オープンイヤー型イヤホンとして、周囲の音を聞き取れる機能は非常に重要です。このイヤホンは、耳を塞がないデザインとOpenAudioテクノロジーにより、音楽を楽しみながらも車の音や駅のアナウンス、人の声などを自然に聞き取ることができます。これにより、安全性が向上し、日常の様々なシーンでイヤホンを外すことなく快適に過ごせます。特に、屋外での活動や、周囲とのコミュニケーションが必要な環境でその真価を発揮します。

オープンイヤー型イヤホンは構造上、ある程度の音漏れは避けられませんが、Bose Ultra Open Earbudsでは音漏れを最小限に抑える工夫がされています。これにより、公共の場や静かなオフィスなどでも、周囲への配慮をしつつ音楽を楽しむことが可能です。ただし、音量を上げすぎると、やはり音漏れは発生する可能性があるため、使用環境や音量には注意が必要です。静かな環境であれば、より効果的に音漏れを抑えられます。

イヤホン本体のジョイント部分が柔軟かつ超軽量設計されており、耳にさっとかけるだけで快適にフィットします。耳の周りで上下にスライドさせることで、フィット感やサウンドバランスを微調整することも可能です。これにより、個々の耳の形に合わせた最適な装着感を得やすくなっています。ただし、一部のユーザーからは、装着位置によっては痛みを感じるという声もあり、自分に合った装着方法を見つけることが重要です。

Bluetoothマルチポイント接続に対応しており、スマートフォンとPCなど、2台のデバイスに同時に接続できます。これにより、スマートフォンで音楽を聴いている最中にPCからの着信があっても、スムーズに切り替えることが可能です。仕事とプライベートでデバイスを使い分けるユーザーにとって、非常に便利な機能と言えます。ただし、接続の安定性については、一部で不安定さの指摘があるため、常に完璧に動作するとは限りません。

マイクが内蔵されているため、スマートフォンの音声アシスタント（SiriやGoogleアシスタントなど）を呼び出して操作することが可能です。イヤホン本体のボタン操作で簡単に起動でき、音声コマンドで音楽の再生・停止、電話の発信、情報の検索などがハンズフリーで行えます。これにより、スマートフォンを取り出す手間なく、様々なタスクをこなすことができ、利便性が向上します。

イヤホン単体で最大7.5時間（イマーシブオーディオ使用時は4.5時間）の連続再生が可能で、充電ケースと組み合わせることで合計約27時間まで再生時間を延長できます。これは、1日中音楽を楽しみたいユーザーや、長時間の移動が多いユーザーにとって十分なバッテリー容量と言えます。ただし、最上位製品と比較すると、バッテリー持続時間ではやや劣ります。10分間の急速充電で約2時間再生できる点は、急なバッテリー切れの際に役立ちます。