Shot Navi(ショットナビ) LaserSniper RAYSシリーズ RAYS-GR

ピンサーチ機能は、複数の目標物がある場合でも、最も近いピンフラッグを優先的に認識し、正確な距離を測定します。これにより、プレーヤーは迷うことなくピンを狙うことができ、スコアメイクに大きく貢献します。特に、グリーンの奥にピンがある場合や、周囲に他の障害物がある状況で、その真価を発揮します。この製品では「シーク計測」として搭載されており、ピンフラッグに照準が合うとマークが表示され、計測完了と共に数字がロックされるため、安心して距離を確認できます。

高低差測定機能（スロープモード）は、実際のプレーにおいて非常に重要な役割を果たします。打ち上げや打ち下ろしといったコースの起伏を考慮した実打距離を正確に算出し、表示してくれるため、プレーヤーはより適切なクラブ選択と力加減でショットを打つことができます。これにより、パーオン率の向上や、スコアの安定に繋がります。この製品では「高低差・目安距離」として搭載されており、計測された直線距離に加え、高低差情報を加味した実際に打つべき目安距離を自動で計算して表示します。5秒間モード切替ボタンを長押しでON/OFF切り替えも可能です。

スロープモード機能は、高低差測定機能と連動し、ゴルファーが打つべき実質的な距離を把握することを可能にします。競技ゴルフでは使用が制限される場合もありますが、練習ラウンドやプライベートでのプレーにおいては、この機能がプレーヤーのレベルアップを強力にサポートします。正確な距離感を養う上で欠かせない機能と言えるでしょう。この製品では、高低差計測のON/OFF切り替えが可能で、競技でも使用できる仕様になっています。

連続測定機能は、ボタンを押し続けることで、目標物までの距離をリアルタイムで測定し続けます。風で揺れるピンフラッグや、動いている目標物に対して、安定した距離を把握したい場合に非常に便利です。プレーのテンポを損なわずに、素早く正確な情報を得られるため、効率的なプレーに貢献します。この製品では「連続計測(2度押し)」として搭載されており、10秒間連続計測し続け、本体を動かすことで表示距離も常に変化します。バンカーの手前や奥、クリークや木までなど、様々な距離を一度に知りたいときに役立ちます。

製品仕様に手ブレ補正機能に関する記載はありません。そのため、手ブレ補正機能は搭載されていないと考えられます。手ブレが気になる場合は、測定時に本体をしっかり固定する、あるいは息を止めるなどの工夫が必要になる可能性があります。ただし、スタッフレビューでは「手ブレも今まで使用していたものよりはるかに良かった」というコメントもあり、実際の使用感としては良好である可能性も示唆されていますが、公式な機能としては確認できません。

製品仕様に防水性能に関する具体的な等級（IPX〇〇）の記載がありません。そのため、防水防滴機能は搭載されていない、あるいは非常に限定的な性能であると考えられます。ゴルフプレー中の突然の雨や、コース上の水滴、水しぶきなどから製品を保護する機能は期待できないため、雨天時の使用や水濡れには十分な注意が必要です。水没させてしまった場合、故障の原因となる可能性が高いです。