au Xiaomi Redmi 12 5G XIG03 スカイブルー

低価格帯ながらSnapdragon 4 Gen 2を搭載し、Antutuベンチマークで41万点を超える性能は特筆すべきです。日常的なアプリの起動や操作は非常にスムーズで、この価格帯のスマートフォンとしては最高クラスの処理能力と言えます。ただし、GPU性能は高くないため、最新の3Dゲームを高画質でプレイするには力不足を感じる可能性があります。ライトユーザーや、ゲーム以外の用途が中心の方には十分すぎる性能です。

RAMは4GB（仮想メモリで4GB拡張可能）ですが、複数のアプリを同時に起動したり、重いタスクを実行したりすると、アプリが落ちやすくなるというレビューがあります。128GBのストレージ容量は十分ですが、RAMの少なさがボトルネックとなる可能性があります。より多くのアプリを同時に快適に使いたい場合は、RAM容量の多い機種を検討することをおすすめします。

メインカメラは約5000万画素ですが、レビューでは画質が平均的で、特に動画撮影時の手振れ補正機能がない点が指摘されています。暗所での撮影性能やディテール表現は、上位機種と比較すると見劣りする可能性があります。日常のスナップ写真やSNS投稿には十分ですが、本格的な写真撮影を求める方には物足りないかもしれません。

OSはAndroid 13がプリインストールされていますが、Android 15へのアップデートが可能であることが確認されています。最新OSへの対応は将来的なアプリ互換性やセキュリティ面で安心感がありますが、現時点では最新OSを搭載しているわけではありません。長期的なOSアップデート保証に関する情報は少ないため、その点は注意が必要です。