アイリスオーヤマ シュレッダー P5GCX2

この製品には自動細断機能は搭載されていません。手動でスタート/ストップボタンを押す必要があります。大量の書類を処理する際には、少し手間がかかるかもしれません。ただし、手動であることで、紙詰まりなどのトラブルが発生した際に、すぐに停止できるというメリットもあります。自動細断機能がない分、シンプルな構造になっているため、故障のリスクも低いと考えられます。頻繁に大量の書類を処理する方には不向きですが、たまに使う程度であれば問題ないでしょう。

この製品には満杯センサー機能は搭載されていません。ダストボックスの容量は8.7Lと比較的コンパクトなので、こまめにゴミの量をチェックする必要があります。満杯のまま使用すると、故障の原因になる可能性もあります。透明な窓が付いているので、ゴミの量を確認しやすい点はメリットです。ゴミ捨てのタイミングを自分で管理できる方には問題ありませんが、自動で知らせてくれる機能が欲しい場合は、他のモデルを検討しましょう。

この製品には自動逆転機能は搭載されています。紙詰まりが発生した場合、自動で逆回転して紙を取り除くことができます。手動で紙を取り除く手間が省けるので、非常に便利です。ただし、紙詰まりが頻繁に発生する場合は、自動逆転機能だけでは対応できないこともあります。紙を投入する量を守り、厚すぎる紙や折れ曲がった紙は避けるようにしましょう。定期的にカッター部分のメンテナンスを行うことで、紙詰まりのリスクを減らすことができます。

この製品の細断方式はクロスカットであり、マイクロカット機能は搭載されていません。クロスカットは、マイクロカットに比べて細断サイズが大きいため、セキュリティレベルはやや劣ります。しかし、家庭用として使用するには十分なセキュリティレベルを確保できます。より高いセキュリティレベルを求める場合は、マイクロカット機能を搭載したモデルを検討する必要があります。個人情報や機密情報を含む書類を処分する際には、注意が必要です。

この製品は、紙の細断に特化しており、CDやDVD、クレジットカードなどのメディアを細断する機能は搭載されていません。これらのメディアを処分する際には、別の方法を検討する必要があります。メディアを細断できるシュレッダーは、価格が高くなる傾向があります。必要な機能かどうかを検討し、コストパフォーマンスを考慮して選びましょう。不要なメディアは、専門の回収業者に依頼する方法もあります。

この製品は静音設計ではありません。動作音はやや大きめなので、時間帯や場所によっては気になるかもしれません。特に、夜間や早朝に使う場合は、注意が必要です。静音性を重視する場合は、静音設計のモデルを選ぶことをおすすめします。ただし、静音設計のモデルは、価格が高くなる傾向があります。動作音の大きさは、実際に店頭で確認してみることをおすすめします。