BOSGAME BOSGAME E3 ミニPC N150

このミニPCはアクティブ冷却ファンを搭載しており、CPUの熱を効果的に排出することで、高負荷時でも安定したパフォーマンスを維持します。完全にファンレスではありませんが、通常のオフィスワークやWebブラウジングといった軽負荷時においては、ファンの動作音は静かで気になりにくいレベルです。しかし、高負荷が続くとファンノイズが大きくなる可能性があり、またM.2 SSDが高温になるという報告もあるため、長時間の高負荷作業では冷却性能に限界があるかもしれません。

HDMI 2.0ポートを2つ備え、さらにUSB Type-CポートからもDisplayPort出力が可能なため、最大3台の4K@60Hzモニターに同時出力できます。これにより、複数のアプリケーションを同時に表示して作業する際の生産性が大幅に向上し、より広範なデスクトップ環境を構築できます。デュアルモニター以上の環境を求めるユーザーにとって、非常に便利な機能です。

商品情報にVESAマウント対応に関する記載はありませんでした。モニターの背面などにPC本体を固定する機能は、デスクスペースを有効活用したい場合に便利ですが、このモデルでは標準搭載されていない可能性があります。別途、汎用のVESAマウントブラケットなどを利用して設置する方法も考えられますが、互換性については確認が必要です。

Bluetooth 5.0を内蔵しており、ワイヤレスキーボード、マウス、ヘッドセット、スピーカーなど、様々なBluetooth対応デバイスを簡単に接続できます。これにより、ケーブルの煩雑さを解消し、デスク周りをすっきりと整理することができます。PC本体から離れた場所にあるデバイスとの接続も容易になり、利便性が向上します。

商品概要によると、拡張SSD用の追加スロットは含まれていないと明記されています。つまり、標準搭載されている512GB M.2 NVMe SSD以上の容量を増設することは、本体内部のスロットを利用して行うことはできません。外部ストレージ（USBメモリ、外付けHDD/SSD）やNAS（ネットワークストレージ）を利用することで容量不足を補う必要があります。

USB Type-Cポートは、映像出力（DisplayPort Alternate Mode）、データ転送、そしてUSB Power Delivery (PD 3.0) による給電に対応したフル機能ポートです。これにより、対応するモニターであれば、映像出力とデータ通信、さらにはPCへの給電を1本のケーブルで行うことが可能になり、配線を大幅に簡略化できます。4K@60Hzの高解像度出力にも対応しており、利便性と拡張性を兼ね備えています。