Ulanzi 40W PRO COB撮影用ライト

3400mAhのバッテリーを内蔵しており、電源がない場所でも単体で駆動できます。これにより、屋外やコンセントの少ない場所での撮影が非常に手軽になります。また、Type-Cポートからの給電や充電しながらの使用も可能で、モバイルバッテリーなど多様な電源に対応できる点が便利です。バッテリー容量に限りはありますが、ポータブル性を重視する方には大きなメリットとなる機能です。

この製品にはリモコンやスマートフォンアプリによるワイヤレス操作機能は搭載されていません。ライトの設定変更はすべて本体の操作パネルで行う必要があります。ライトを高い位置に設置した場合や、複数台を同時に操作したい場合には、その都度ライト本体に触れる必要があるため、リモート操作に対応したモデルに比べてやや手間がかかる可能性があります。シンプルな操作性を好む方には問題ありません。

雷や花火など、8種類の照明効果モードを搭載しています。これらの特殊効果を使用することで、動画撮影において特定のシーンの雰囲気や臨場感を簡単に演出できます。例えば、パーティーシーンの再現や緊急時のフラッシュ効果など、表現の幅を広げたい場合に役立ちます。クリエイティブな映像制作のアクセントとして活用できる機能です。

内蔵の冷却ファンとヒートシンクにより、長時間の使用による本体の過熱を抑制し、安定した性能を維持します。これにより、安心して長時間の撮影に集中できます。商品説明では静音設計とされていますが、ユーザーレビューでは「音が少し気になる」という意見もあるため、シビアな録音環境で使用する場合は注意が必要です。一般的な環境であれば問題なく使用できるレベルです。

本体に大きな液晶パネルが搭載されており、現在の色温度や明るさなどの設定情報を分かりやすく表示します。暗い場所での操作時でも設定値が一目で確認できるため、意図した通りのライティングを素早く設定できます。操作パネルのボタン数も少なくシンプルなので、直感的に現在の状態を把握し、簡単に設定変更を行える点が便利です。

明るさ（輝度）を0%から最大125%まで無段階で調整できるとされています。これにより、撮影シーンや被写体に合わせて光量を細かく調整することが可能です。ただし、一部ユーザーレビューでは、特に低輝度域での明るさの変化が少なく、体感では段階的な調整のように感じられるという指摘があります。繊細な光量コントロールを非常に重視する場合は、試用をお勧めします。

2500K（暖色）から6500K（寒色）までの色温度調整に対応しています。これにより、室内の白熱灯や屋外の自然光など、様々な環境光の色味に合わせてライトの色を調整できます。また、意図的に暖色や寒色系の光を作り出すことで、映像の雰囲気を演出することも容易です。幅広い調整範囲を持つため、多様な撮影環境や表現意図に対応できます。