NOVA3D Whale3 Super 14K 3Dプリンター

レジン自動供給機能は、プリント中にレジンが不足するのを防ぎ、特に大型モデルの製作時に役立ちます。レジン残量を気にせずに連続でプリントできるため、作業効率が向上します。ただし、供給システムの動作音や、レジンボトルの設置スペースには注意が必要です。この機能により、手動でのレジン補充の手間が省け、よりクリエイティブな作業に集中できます。

自動レベリング機能は搭載されていません。そのため、プリント前に手動でプラットフォームの水平調整を行う必要があります。この作業は、初心者にとっては少し難しいかもしれませんが、丁寧に調整することで、プリントの成功率を高めることができます。調整には時間がかかるため、時間に余裕を持って作業に取り組みましょう。水平がずれていると、造形不良の原因となるため、注意が必要です。

タッチスクリーン操作により、PCに接続しなくてもプリンター本体で直接操作が可能です。直感的なインターフェースで、初心者でも簡単に操作できます。造形データの選択や設定変更、プリント状況の確認などが、タッチ操作で行えるため、非常に便利です。ただし、タッチパネルの反応速度には若干のラグがあるという報告もあるため、操作時には少し注意が必要です。

Wi-Fi接続に対応しており、PCからワイヤレスでデータを送信できます。USBケーブルの抜き差しの手間が省けるため、プリンターの設置場所の自由度が広がります。また、複数のPCからデータを共有する際にも非常に便利です。ただし、2.4GHz帯のみの対応であるため、5GHz帯のWi-Fi環境では使用できない場合があります。Wi-Fi接続が不安定な場合は、USB接続を試してみることをおすすめします。

造形中断復帰機能は搭載されていません。停電や予期せぬトラブルでプリントが中断した場合、最初からやり直す必要があります。そのため、長時間のプリントを行う場合は、停電対策を行うなどの注意が必要です。また、プリント前にデータのバックアップを取っておくことをおすすめします。この機能がないため、長時間の無人運転には向いていません。

エアフィルター機能は搭載されていません。レジン臭が気になる場合は、換気を十分に行う必要があります。作業スペースには、換気扇や空気清浄機などを設置することをおすすめします。また、低臭タイプのレジンを使用するのも有効な対策です。特に、密閉された空間で使用する場合は、換気を徹底するように心がけましょう。