Toffy ダイレクトドリップアロマコーヒーメーカー K-CM12

本製品にはタイマー機能は搭載されていません。そのため、事前に抽出時間を設定して自動でコーヒーを淹れることはできません。忙しい朝などに、目覚めと同時に淹れたてのコーヒーを楽しみたい場合は、手動で抽出を開始する必要があります。この機能がないことで、コーヒーを淹れるタイミングを自分で管理する必要がありますが、シンプルな操作を好むユーザーには問題ないでしょう。

本製品は、マイルド、ミディアム、ストロングの3段階からコーヒーの味わいを選択できる濃度調節機能を搭載しています。これにより、その日の気分や好みに合わせて、連続抽出によるあっさりとした味わいから、蒸らしながらゆっくり抽出する濃厚でコク深い味わいまで、幅広いコーヒー体験が可能です。ユーザーはボタン一つで簡単に好みの濃さに調整できるため、手軽に自分だけの最適な一杯を楽しむことができます。

付属の真空断熱タンブラーにより、抽出したコーヒーを長時間温かい状態（または冷たい状態）で保つことができます。これにより、淹れたての温度をキープしたまま、ゆっくりとコーヒーを楽しんだり、そのまま持ち運んだりすることが可能です。ただし、本体自体に保温プレートのような機能は明記されておらず、保温は主に付属タンブラーの性能に依存します。完全密閉ではないため、持ち運びの際はこぼれないよう注意が必要です。

本製品には自動電源オフ機能が搭載されており、一定時間操作がない場合に自動で電源が切れるため、消し忘れの心配がありません。これにより、安全性が向上し、無駄な電力消費を抑えることができます。特に忙しい朝など、うっかり電源を切り忘れてしまうことが多い方にとって、この機能は非常に便利で安心感をもたらします。

本製品はカップに直接ドリップするタイプのため、一般的なコーヒーメーカーのドリップストップ機能（抽出中にサーバーを外してもコーヒーが漏れない機能）とは異なります。抽出後には数滴の雫が落ちることがスタッフレビューで指摘されており、完全に滴下を止める機能は備わっていません。そのため、抽出完了後はすぐにカップを移動させず、数滴落ちるのを待つか、受け皿を置くなどの対応が必要です。

本製品の水タンクは本体と一体型となっており、取り外して給水する着脱式ではありません。そのため、給水は本体に直接水を注ぐ形になります。スタッフレビューでは、水タンクが一体型のため残量が見えにくく、排水がやや面倒であるという意見があります。給水やお手入れの際に、本体ごと移動させる必要があるため、この点は考慮が必要です。