AKASO Brave7 アクションカメラ

AKASO Brave 7は6軸EIS手ブレ補正を搭載しており、動きの多いシーンでも比較的安定した映像を記録できます。ただし、最上位機種のような高度な補正機能はなく、激しい動きや大きな揺れには対応しきれない場合があります。また、720P120/720P240/1080P120では手ぶれ補正が利用できない点に注意が必要です。手持ち撮影や比較的穏やかな動きのシーンでは有効ですが、本格的なスポーツ撮影などでは限界があります。

AKASO Brave 7はIPX8の防水性能を備えており、水深10mまでの水中撮影が可能です。また、別売りの防水ケースを使用することで、水深40mまでの撮影にも対応できます。雨天時や水辺でのアクティビティでも安心して使用できますが、使用前にバッテリーカバーやUSBカバーがしっかりと閉じられているか確認することが重要です。ただし、最上位機種のような高い水圧への耐久性はないため、プロのダイビング撮影などには不向きです。

AKASO Brave 7はタイムラプス動画機能を搭載しており、一定間隔で撮影した静止画を繋ぎ合わせて、長時間の変化を短時間で表現できます。雲の流れや星の動き、植物の成長記録など、様々なシーンで活用できます。撮影間隔や撮影時間などを細かく設定することはできませんが、手軽にタイムラプス動画を楽しみたいユーザーには十分な機能です。最上位機種のような高度な設定や編集機能はありません。

AKASO Brave 7はスローモーション機能を搭載しており、最大8倍のスローモーション撮影が可能です。動きの速い被写体をじっくりと観察したり、印象的な映像表現をすることができます。ただし、利用できる速度は選択した解像度とデジタルレンズによって異なり、高解像度ではスローモーションの倍率が制限される場合があります。最上位機種のような高フレームレートでの撮影はできません。

AKASO Brave 7はWi-Fi機能を搭載しており、スマートフォンアプリ「AKASO GO」と連携することで、撮影した映像をスマートフォンに転送したり、カメラを遠隔操作したりすることができます。撮影後すぐにSNSにアップしたり、離れた場所から撮影を開始したりできるので、手軽に映像を共有したいユーザーに便利です。ただし、Wi-Fi転送速度は最上位機種に比べて遅く、大容量のファイルを転送する際には時間がかかる場合があります。

AKASO Brave 7は音声制御機能を搭載しており、「AKASOビデオスタート」「AKASO写真」などの音声コマンドでカメラを操作することができます。手を離せない状況でも、録画開始や停止などの操作ができるので、アクションシーンでの撮影に便利です。ただし、音声認識の精度は最上位機種に比べて低く、騒がしい場所や風の強い場所では認識しにくい場合があります。また、対応するコマンドの種類も限られています。