ATTACK SHARK ATTACK SHARK R3 ゲーミングマウス

ATTACK SHARK R3は、左右クリック、ホイールクリック、DPIボタン、サイドボタン2つの合計6ボタンを搭載しており、これらのボタンに機能を割り当てることが可能です。設定変更は専用のWebドライバー（app.qmk.top）から行います。ただし、スタッフレビューによるとWebドライバーは日本語対応が不十分な場合があり、設定変更の操作感は大手メーカーの専用ソフトウェアに比べて劣る可能性があります。基本的な機能割り当ては可能ですが、複雑なマクロ設定などは制限があるかもしれません。

このマウスはマグネシウム合金製のスケルトンフレームを採用し、本体重量が約46gと極限まで軽量化されています。この軽さが本製品最大の特長であるため、重量を増減させるためのウェイト調整機能は搭載されていません。マウスの重さは固定で、ユーザー自身がマウスの重さを調整して操作感をカスタマイズすることはできません。軽量なマウスを求めるユーザーには最適ですが、一定の重さや安定感を好むユーザーには不向きです。

ATTACK SHARK R3は、本体にLEDイルミネーション機能（RGBライティング）を搭載していません。これは超軽量化を追求する上で、余分な部品や消費電力を排除するためと考えられます。ゲーミングデバイスに多い派手なライティングによる視覚的な演出効果はありませんが、その分バッテリー持ちに貢献している可能性があります。デスク周りの雰囲気を光で飾りたいユーザーや、RGB同期を楽しみたいユーザーにとっては物足りない点です。

Webドライバー経由でマウスの設定をカスタマイズできますが、マウス本体に複数の設定プロファイルを保存し、ボタン一つで切り替えるオンボードメモリ機能については製品情報に記載がありません。通常、この価格帯の製品で高度なオンボードプロファイル機能を期待するのは難しいです。異なるゲームや用途で設定を頻繁に変えたい場合、その都度Webドライバーで設定を変更する必要があると考えられます。複数のPCで同じ設定を簡単に使いたい場合などには不便を感じる可能性があります。

ATTACK SHARK R3は、2.4GHz帯での専用ドングルを使用したワイヤレス接続と、Bluetooth 5.2、USB有線接続の3-mode接続に対応しています。特に2.4GHzワイヤレス接続では最大8000Hzという高いポーリングレートを謳っており、理論上は非常に低遅延な通信が可能です。ただし、スタッフレビューではワイヤレス接続が不安定になったり、通信が途切れるといった報告も見られるため、環境によっては安定性に欠ける場合があります。Bluetooth接続は手軽ですがゲーム向きではありません。

ATTACK SHARK R3は、マウス本体のUSB Type-Cポートにケーブルを接続して充電を行います。専用の充電ドックは付属しておらず、置くだけで充電できるようなシステムには対応していません。充電の度にケーブルを抜き差しする必要がありますが、汎用的なUSB-Cケーブルで充電できるため、ケーブルの調達は容易です。充電時間は2〜3時間で完了し、最大68時間のバッテリー持続時間があるとされています。