Godox ML100Bi Kit1

2800Kの暖かみのある電球色から6500Kの青みのある昼光色まで、幅広い範囲で光の色温度を無段階に調整できます。これにより、タングステン光下の撮影や、屋外の太陽光に合わせたライティングが可能です。被写体の肌の色を健康的に見せたり、料理の温かさを強調したりと、シーンに合わせて細かく光色を調整することで、より自然で印象的な写真や動画を撮影することができます。暖色・寒色の調整は、映像の雰囲気作りにおいて非常に重要な要素です。

付属のACアダプターだけでなく、DC電源ポートを介して別売りの14.8V Vマウントバッテリーからの給電や、別途購入した適切なUSB-Cケーブルと電源を使用してパワーバンクからの給電にも対応しています。この多様な電源供給方法により、スタジオ内はもちろん、電源コンセントがない屋外やロケーション撮影でもバッテリーを使用して自由にライトを設置・使用することができます。これにより、撮影場所の制約が大幅に減り、より機動力の高い撮影が可能になります。停電時などの緊急時にも役立ちます。

ライト本体の操作パネルでの操作に加え、「Godox Light」という専用スマートフォンアプリからのワイヤレス制御に対応しています。これにより、ライトを高い位置に設置したり、複数台を同時に使用したりする場合でも、手元で簡単に明るさや色温度、照明効果などの設定を変更できます。撮影中にカメラから離れることなく調整できるため、撮影効率が向上し、ライティングの試行錯誤がしやすくなります。特にVlogなど一人での撮影が多い場合に便利です。

パパラッチ、稲妻、テレビ、電球の点滅など、11種類の特殊な照明効果を内蔵しています。これらのエフェクトを使用することで、動画撮影において、シーンに合わせたリアルな特殊効果や雰囲気を簡単に演出することができます。例えば、ホラーシーンでのストロボ、インタビューシーンでのテレビのちらつき、暖かみのあるシーンでのキャンドルの揺らぎなどを再現可能です。単調な映像に動きと変化を加え、よりダイナミックな表現を可能にします。

Godox Lightアプリを使用することで、対応する複数のGodox製ライトをまとめてグループ化し、一括で明るさや色温度を制御することが可能です。また、個別に設定を変更することもできます。多灯ライティングを行う際に、ライトごとの設定を手作業で行う手間が省け、全体のバランス調整が容易になります。メインライト、フィルライト、バックライトといった役割分担を設定し、効率的に複雑なライティングを作り込むことが可能になり、撮影の幅が広がります。

ライト本体には独自のGodoxマウントが採用されていますが、付属または別売りのBowensマウントアダプターを使用することで、広く普及しているBowensマウント対応の様々なアクセサリー（ソフトボックス、リフレクター、ビューティーディッシュなど）を取り付けて使用できます。これにより、光を柔らかく拡散させたり、特定の場所に集めたり、光の広がりを調整したりと、ライティングの質を自在にコントロールし、多様な表現ニーズに応えることができます。アクセサリーの選択肢が非常に豊富な点は大きなメリットです。