HEMMOTOP カメラアーム スタンド OS-03

ケーブルをアームに沿ってきれいにまとめるための専用の機構（ケーブルクリップや溝など）は、製品情報や付属品リストには記載されていません。使用するカメラやマイクのケーブルは、アームに巻き付けたり、別途市販のケーブルタイなどを使って手動で整理する必要があります。これにより、撮影中にケーブルが視界に入ったり、引っかかったりする可能性があり、ケーブルマネジメントには工夫が必要です。

付属の自由雲台は標準的な1/4インチネジに対応しているため、小型のリングライトであれば直接取り付けて使用することが可能です。また、付属のスマートフォンホルダーにはアクセサリシューが搭載されており、小型のLEDライトなどを装着して手元を明るく照らしながら撮影することもできます。ただし、大型のリングライトをアーム本体にしっかり固定するための専用マウントがあるわけではありません。

アームの先端に付属する自由雲台は1/4インチネジに対応しているため、市販のマイクホルダーなどを介して外部マイクを取り付けることが可能です。これにより、映像とともに高品質な音声を同時に収録できます。マイクを口元に近い位置にセットすることで、クリアなナレーションや環境音の収録が期待でき、動画コンテンツの質を高めるのに役立ちます。

カメラや機材をアームから素早く着脱するためのクイックリリース機構は搭載されていません。機材を取り付けたり取り外したりする際は、毎回雲台の1/4インチネジに直接ねじ込んで固定する必要があります。頻繁に複数のカメラやスマートフォンなどを付け替えながら撮影する場合や、アームからすぐに外して手持ちで使いたい場合には、やや手間がかかる可能性があります。一度設置してしまえば問題なく使用できます。

付属しているスマートフォンホルダーは、一般的なスマートフォンを縦向きにも横向きにもしっかりと固定できる構造を備えています。これにより、YouTubeショートやTikTokなどの縦型動画コンテンツの撮影、またはスマートフォンを縦画面で使用するライブ配信やWeb会議などにも対応できます。スマートフォンでの撮影をメインに考えている方にとって、縦横どちらの向きでも安定して使える点は便利です。

この製品は、デスクやテーブルの端にクランプで挟んで固定する方式に特化しています。アーム単体で机の上に置いて自立させるための重り付き台座などは付属していません。そのため、設置できる場所はクランプが取り付け可能なデスクやテーブルの端、または厚み10mmから48mmの板状の部分に限られます。部屋の中央など、クランプで固定できない場所での設置には不向きです。