roborock Q8 Max+ (Q8MP02-04)

本製品には自動ゴミ収集ドックが付属しており、ロボット掃除機が清掃完了後に自動で収集したゴミをドック内の大容量ダストボックスに排出します。これにより、約60日分のゴミを溜めておけるため、頻繁にゴミを捨てる手間が大幅に削減されます。特にペットの毛が多い家庭や、忙しくてこまめなメンテナンスが難しい方にとって、非常に便利な機能です。ドックは0.3μmまでの微粒子（花粉）を99.7%吸収するフィルターも搭載しており、排気の清浄化にも貢献します。

本製品には自動モップ洗浄機能は搭載されていません。水拭き機能は備わっていますが、使用後のモップの洗浄は手動で行う必要があります。そのため、モップの清潔さを常に保つためには、ユーザー自身が定期的にモップを取り外して洗浄する手間がかかります。より高度な水拭き性能や、モップのメンテナンスまで自動化したいと考えるユーザーにとっては、この点は考慮すべき制限となります。

本製品はスマートフォンアプリを通じて、掃除してほしくないエリアや水拭きをしてほしくないエリアを自由に設定できる進入禁止エリア設定機能を備えています。これにより、ペットの食事スペース、子供のおもちゃが散らばった場所、デリケートな家具の周辺、濡らしたくないカーペットなど、特定の場所へのロボット掃除機の侵入を防ぐことができます。ユーザーの生活スタイルや部屋の状況に合わせて、柔軟かつ安全に清掃範囲をカスタマイズできるため、非常に実用的な機能です。

本製品の商品情報には、複数のフロアマップを記憶し、フロアごとに切り替えて使用できる機能についての明確な記載がありません。アプリで部屋のマップを作成し、エリア設定を行うことは可能ですが、複数階建ての家で各フロアのマップを個別に保存・管理する機能は確認できませんでした。そのため、複数階で使用する際には、毎回マッピングが必要になるか、手動でロボットを移動させる手間が発生する可能性があります。複数階での使用を検討している場合は、この点を考慮する必要があります。

本製品は、掃除中にバッテリー残量が少なくなると自動で充電ドックに戻り、充電を開始する機能を備えています。充電が完了すると、中断した場所から清掃を再開するため、広範囲の掃除でも途中で止まることなく、部屋全体を効率的に清掃し続けることが可能です。これにより、ユーザーはバッテリー残量を気にすることなく、安心してロボット掃除機に清掃を任せることができます。長時間の清掃が必要な広い家屋でも、この機能により手間なく掃除を完了させられます。

本製品は専用のスマートフォンアプリと連携し、ロボット掃除機の操作や設定をスマートフォンから行うことができます。アプリを通じて、掃除の開始・停止、清掃モードの選択、清掃スケジュールの設定、リアルタイムでの清掃状況の確認、そして進入禁止エリアや水拭き禁止エリアの細かな設定が可能です。スタッフレビューでもアプリの使いやすさが評価されており、外出先からでも手軽に掃除をコントロールできるため、ユーザーの利便性を大きく向上させます。これにより、よりスマートな清掃体験が実現します。