Aoviho ノートパソコンスタンド D5

スタンドは関節部分を操作することで、機器を設置する高さを無段階で調整できます。これにより、ノートパソコンやタブレットの画面を作業しやすい目線の高さに合わせることが可能です。特にデスクで長時間作業する際に、画面を見下ろす角度を改善することで、首や肩、背中への負担を軽減し、猫背の予防につながります。スタッフレビューでも姿勢改善効果が指摘されています。自分に最適な高さを見つけることで、より快適な作業環境を構築できます。

機器を設置するアーム部分の角度も無段階で自由に調整・固定できます。これにより、画面の傾きを細かく設定し、光の映り込みを防いだり、動画視聴や読書、手書き入力など、用途や体勢に合わせた最適な角度で使用できます。スタッフレビューでは、関節が固めという意見もありますが、その分しっかりと角度を保持できるため、操作中に角度がずれる心配が少なく、安定した状態で作業や視聴に集中できます。好みの角度でピタッと固定できるのは大きな利点です。

本製品には、機器を設置したホルダー部分を回転させて、縦向き表示と横向き表示を切り替える回転機能は備わっていません。縦長のウェブサイトを見たり、動画を横向きで視聴したりする場合、機器自体をスタンドから取り外して向きを変えるか、機器の自動回転機能を利用する必要があります。頻繁に縦横表示を切り替える必要があるユーザーにとっては、やや手間に感じる可能性があります。多くのノートパソコンスタンドと同様、主に横向きで使用することを想定した設計になっています。

本製品は、二箇所の回転軸で折りたたむことができるため、使用しないときにはデスクの片隅や引き出し、棚などに省スペースで収納しておくことが可能です。持ち運びにも便利で、付属の収納袋はありませんが、折りたたんでバッグに入れてカフェやコワーキングスペースに持って行くこともできます。ただし、重量が約890gあるため、頻繁に持ち歩く場合にはやや負担に感じるかもしれません。自宅やオフィス内での移動や収納には十分な携帯性・収納性を持っています。

本製品には、充電ケーブルや周辺機器との接続ケーブルをまとめて整理するための専用のケーブルホールや溝といった配線機能は搭載されていません。機器をスタンドにセットしたまま充電する場合、ケーブルが露出したままになります。デスク周りの見た目をすっきりさせたい場合や、ケーブルが邪魔になるのが気になる場合は、別途市販のケーブルクリップなどを活用する必要があります。天板の放熱穴をケーブル通しとして使うことも不可能ではありませんが、公式な機能ではありませんので注意が必要です。

本製品には、スタイラスペンなどを一時的に立てかけたり、収納したりするための専用のホルダーやスペースは備わっていません。iPadなどでApple Pencilなどのスタイラスペンを頻繁に使用するユーザーは、ペンを使用しない時にどこに置くか別途考える必要があります。デスク上に直置きするか、別のペン立てを用意する必要があるでしょう。ペンを頻繁に使う作業が多い場合は、ペン収納機能がある他のスタンドも検討してみるか、ご自身のワークフローに合わせて工夫が必要です。本製品はあくまで機器本体を設置するスタンド機能に特化しています。