Anker Soundcore Soundcore C40i

オープンイヤー型イヤホンとして、周囲の音を聞き取れる機能は必須です。Soundcore C40iは耳を塞がない構造のため、自然に周囲の音が聞こえます。これにより、安全性を確保しながら音楽を楽しんだり、周囲の人とのコミュニケーションを取ったりすることが可能です。特に、屋外での活動や、オフィスでの「ながら聴き」に適しています。

指向性音響技術により、音漏れを軽減する機能が搭載されています。これにより、公共の場でも周囲への配慮が可能です。ただし、オープンイヤー型イヤホン全般に言えることですが、大音量で使用すると音漏れが発生する可能性があります。静かな環境での使用や、音量を控えめにすることで、より効果的に音漏れを抑えることができます。

イヤーカフ型で耳に挟むタイプですが、付属のイヤーカフキャップ（M/Lサイズ）を使用することで、より安定したフィット感を得られます。これにより、耳の形状に合わせて調整し、ずれにくく快適に装着することが可能です。ただし、激しい運動時には外れやすくなる可能性も指摘されており、より強固なフィット感を求める場合は、最上位製品のようなイヤーフック型なども比較検討すると良いでしょう。

Bluetooth 5.4に対応しており、2台のデバイスに同時に接続できるマルチポイント機能が搭載されています。これにより、スマートフォンで音楽を聴きながら、PCからのWeb会議の着信にスムーズに切り替えることができます。仕事とプライベートで複数のデバイスを頻繁に使用するユーザーにとって、非常に便利な機能です。

専用アプリでボタンコントロールのカスタマイズが可能で、ボイスアシスタント（SiriやGoogleアシスタントなど）の呼び出しにも対応しています。これにより、イヤホンから手を離さずにスマートフォンの操作ができ、利便性が向上します。例えば、音声で音楽の再生・停止や、メッセージの送信などが可能です。

充電ケースを使用した場合、最大21時間の連続再生が可能です。イヤホン単体でも最大7時間再生できるため、日常的な使用であればバッテリー切れの心配は少ないでしょう。約10分の充電で2時間再生できる急速充電機能も備わっており、急なバッテリー切れにも対応しやすいです。ただし、最上位製品の最大42時間と比較すると、バッテリー持続時間はやや短めです。