SJCAM SJCAM C200

SJCAM C200は、6軸ジャイロセンサーによる手ブレ補正機能を搭載しています。しかし、最上位機種のような高度な手ブレ補正ではなく、激しい動きや振動には対応しきれない場合があります。日常的な撮影や軽い運動であれば、ある程度のブレを軽減できますが、本格的なアクションスポーツでの使用には注意が必要です。手ブレ補正を過信せず、撮影環境に応じて適切な設定を行うことが重要です。

SJCAM C200は、IPX8等級の防水性能を備えており、カメラ本体は5mまでの水中撮影に対応しています。付属の防水ケースを使用すると、最大40mまでの水中撮影が可能になります。これにより、ダイビングやシュノーケリングなどの水中アクティビティでも安心して使用できます。ただし、防水ケースを正しく装着しないと浸水の恐れがあるため、使用前に必ず確認が必要です。また、防塵性能については詳細な情報がありません。

SJCAM C200は、タイムラプス機能を搭載しており、一定間隔で撮影した静止画を繋ぎ合わせて、時間の経過を凝縮した動画を作成できます。この機能を使用することで、長時間の変化を短時間で表現することが可能です。例えば、雲の動きや植物の成長などを記録するのに適しています。ただし、撮影間隔や撮影時間などの設定は、ユーザー自身で行う必要があります。

SJCAM C200は、スローモーション機能を搭載していますが、具体的なフレームレートは720Pで120FPS、480Pで240FPSとなっており、最上位機種と比較するとやや劣ります。動きの速い被写体をゆっくりと再生することは可能ですが、より滑らかで高品質なスローモーション映像を求める場合は、他の機種を検討する必要があるでしょう。また、スローモーション撮影時の画質にも注意が必要です。

SJCAM C200は、Wi-Fi機能を搭載しており、スマートフォンアプリ「SJCAM ZONE」と連携して、撮影した映像の確認や設定変更、SNSへの共有などが簡単に行えます。また、アプリを使ってカメラをリモート操作することも可能です。これにより、撮影の自由度が向上し、より便利にカメラを使用できます。ただし、Wi-Fi接続の安定性や通信速度は、使用環境によって異なる場合があります。

SJCAM C200には音声制御機能は搭載されていません。そのため、録画開始や停止などの操作は、本体のボタンやスマートフォンアプリ、別売りのリモコンを使用する必要があります。音声での操作を必要とする場合は、他の機種を検討する必要があります。