SOOMFON Stream Controller - SOOMFON Stream Studio Control Deck 15キー配列

各ボタンに表示されるアイコンは、ユーザーが定義した画像（126x126ピクセルの.jpgまたは.png）を設定することが可能です。ウェブショートカットを登録した際には、リンク先のアイコンが自動で表示される機能も備わっています。また、ソフトウェア内のストアから無料のアイコンパックをダウンロードして利用することもでき、視覚的なカスタマイズ性は高いです。ただし、ユーザー定義アイコンがぼやけるという報告もあり、表示品質には個体差や設定の注意が必要です。

本製品は、複数の操作を一つのボタンに割り当てて実行するマルチアクション機能に対応しています。具体的には、ソフトウェア上で「アクションをつなげてショートカットを実行可能」と明記されており、ユーザーは一連の複雑なタスクをワンタッチで自動化できます。例えば、配信開始時にOBSのシーン切り替え、マイクのミュート解除、BGMの再生といった複数のアクションをまとめて実行することが可能です。これにより、手動での煩雑な操作を減らし、作業の効率化とスムーズなワークフローを実現します。

本製品は、マクロ機能の一環として、複数の操作を順番に実行するシーケンス機能を提供しています。ソフトウェア上で「アクションをつなげてショートカットを実行可能」と記載されており、特定のキー入力の後にアプリケーションを起動したり、複数のコマンドを連続して実行したりといった一連の動作を、一つのボタンに登録して実行できます。これにより、定型作業の自動化や、ゲーム内での複雑なコンボ入力など、ユーザーのニーズに応じた高度なカスタマイズが可能となり、作業効率を大幅に向上させることができます。

アプリケーションの自動認識によるプロファイル自動切替機能は明示されていません。代わりに、15キーの設定を最大10ページまで切り替えられる「ページシフト」機能や、100以上の「シーン」を切り替える機能が搭載されており、手動でのレイヤー切り替えやワークスペースの管理は可能です。これにより、用途に応じてボタン配置を切り替えることはできますが、アプリケーションの起動に合わせて自動で切り替わる機能は確認できません。

本製品には、ボタンの表示内容や機能を時間帯や曜日によって自動的に変更するスケジュール機能は搭載されていません。右側の縦長ディスプレイに日付や時刻を表示する機能はありますが、これと連動してボタンの機能が自動で切り替わるような高度な機能は確認できませんでした。そのため、時間帯や作業内容に応じてボタンの機能を切り替えたい場合は、手動でプロファイルを変更する必要があります。この点は、特定の時間帯に特化した作業を行うユーザーにとっては不便に感じる可能性があります。

ソフトウェア内に「ストア」機能があり、そこから拡張プラグインやアイコンを無料でダウンロードして利用できます。これは、他のユーザーや開発者が作成したコンテンツを導入できる機能と解釈できます。これにより、ユーザーはゼロから設定を作成する手間を省き、既存の便利な機能やデザインを簡単に取り入れることが可能です。ただし、コミュニティによる活発な共有や、高度なプリセットの豊富さについては、情報が限定的です。