SJCAM C110+

SJCAM C110+には、デジタル手ブレ補正機能が搭載されています。しかし、最上位機種に搭載されている光学式手ブレ補正に比べると、補正効果は劣ります。特に、激しい動きのあるシーンでは、映像の歪みやブレが気になる場合があります。手ブレ補正を過信せず、できるだけカメラを固定して撮影することをおすすめします。自転車やバイクに取り付けて撮影する際は、振動を吸収するマウントを使用すると、より安定した映像を撮影できます。

SJCAM C110+は、付属の防水ケースを使用することで、水深30mまでの水中撮影が可能です。ただし、防水ケースなしで水中で使用することはできません。また、水中でボタン操作を行うことは推奨されていません。水中撮影を行う際は、事前に防水ケースのパッキンに異常がないか確認し、しっかりとロックされていることを確認してください。海水で使用した後は、真水で洗い流し、乾燥させてから保管することをおすすめします。

SJCAM C110+には、タイムラプス機能が搭載されています。一定間隔で撮影した静止画を繋ぎ合わせることで、時間の経過を凝縮した動画を作成できます。雲の流れや星の動き、植物の成長などを記録するのに最適です。撮影間隔は、被写体や撮影時間に合わせて調整してください。長時間の撮影には、大容量のmicroSDカードとモバイルバッテリーの使用をおすすめします。

SJCAM C110+には、スローモーション機能が搭載されています。動きの速い被写体をゆっくりと再生することで、肉眼では捉えきれない瞬間を詳細に確認できます。スポーツのフォーム分析や、ペットの愛らしい動きを記録するのに最適です。スローモーション撮影時は、フレームレートを高く設定する必要があります。ただし、フレームレートを高くすると、画質が低下する場合があります。

SJCAM C110+は、Wi-Fi機能を搭載しており、スマートフォンやタブレットと連携できます。専用アプリ「SJCAM Zone」を使用することで、カメラの遠隔操作や、撮影した動画・写真の転送が可能です。撮影後すぐにSNSにアップしたり、家族や友人と共有したりできます。ただし、Wi-Fi接続時はバッテリーの消耗が早くなるため、注意が必要です。

SJCAM C110+には音声制御機能がありません。アクションカムは、両手が塞がった状態での利用も多いため、音声制御機能があると非常に便利ですが、本製品には搭載されていません。リモコンやスマホアプリでの遠隔操作で代替する必要があります。