Blackview BV4800Pro

約6.56インチのディスプレイは大きめで、画面を見やすいサイズ感です。しかし、解像度がHD+（おそらく1612x720ピクセル）であるため、Full HD+以上の解像度を持つ一般的なスマートフォンと比較すると、表示のきめ細かさや文字の鮮明さで見劣りします。発色や視野角については記載が少ないため評価は難しいですが、画面サイズ自体はウェブ閲覧や動画視聴に適しています。

Unisoc T606オクタコアチップを搭載し、4GBの物理RAMに加え、ソフトウェアで8GBの仮想RAMを割り当てて最大12GBとしています。日常的なウェブ閲覧やSNS、軽いアプリの使用には対応できます。しかし、スタッフレビューでは「動作がもたつく」「マインクラフトが強制終了する」といった声があり、高性能なゲームや多くのアプリを同時に起動するような負荷の高い用途には明らかに不向きです。仮想メモリを含めても、処理性能はエントリーレベルの域を出ません。

5180mAhの大容量バッテリーを搭載しており、長時間の使用が可能です。メーカーは「一日中使用できる」としており、アウトドアや外出先で頻繁に充電できない場合に安心です。また、5Wの逆充電機能に対応しており、他の小型デバイスへの給電も可能です。充電は10Wの急速充電に対応していますが、バッテリー容量が大きい分、満充電には時間がかかります。

背面に16MPのメインカメラと2MPのサブカメラ、前面に8MPのカメラを搭載しています。明るい場所であれば日常使いのスナップ写真程度は撮影可能ですが、画素数やセンサー性能はハイエンドモデルには及ばず、特に暗所での撮影性能は期待できません。スタッフレビューでは「水中カメラとして使えるのに惹かれた」という声もあり、タフネス性能を活かした撮影は可能です。HDRやポートレートモードなどの基本的な機能は搭載しています。