Shark EVOPOWER SYSTEM NEOⅡ LC551JBK

この製品にはLEDライトは搭載されていません。暗い場所での掃除の際には、別途照明が必要になります。LEDライト搭載のモデルと比較すると、暗所での視認性で劣ります。しかし、日中の明るい場所での使用がメインであれば、特に問題はないでしょう。懐中電灯などで照らしながら掃除をすれば、同様の効果を得ることも可能です。上位モデルには搭載されていることが多い機能ですが、価格を抑えるために省略されていると考えられます。普段から掃除をする場所が明るいかどうかを考慮して、必要かどうかを判断しましょう。

Smart iQテクノロジーにより、ゴミの量や床の種類を感知して吸引力を自動で調整します。これにより、無駄な電力消費を抑え、効率的な掃除が可能です。カーペットでは吸引力を上げ、フローリングでは吸引力を抑えるなど、床材に合わせて最適な吸引力で掃除できます。手動で吸引力を調整する手間が省けるため、非常に便利です。ただし、手動で細かく吸引力を調整したい場合は、物足りなく感じるかもしれません。自動調整の精度は高く、概ね満足できるレベルですが、過度な期待は禁物です。

バッテリー残量をランプで確認できます。具体的な残量(パーセント)まではわかりませんが、充電のタイミングを把握するのに役立ちます。掃除中にバッテリー切れになることを防ぎ、計画的に掃除を進めることができます。充電残量に応じてランプの色が変わるなど、視覚的に分かりやすい表示方法が採用されています。上位モデルでは、液晶ディスプレイでより詳細なバッテリー残量を確認できるものもありますが、この製品では必要十分な機能と言えるでしょう。

手元のボタンを引くだけでダストカップが開き、ゴミ捨てができます。力を入れることなく、簡単にゴミを捨てられます。手を汚さずにゴミを処理できるため、衛生的に優れています。頻繁なゴミ捨ても苦にならず、手軽に行えます。特に、アレルギー体質の方や、小さなお子さんのいるご家庭では、重宝する機能と言えるでしょう。ただし、ダストカップの容量が小さいため、こまめなゴミ捨てが必要になる場合があります。自動ゴミ収集ドックが付属しているため、ゴミ捨ての頻度をさらに減らすことができます。

この製品には自立機能はありません。壁に立てかけるか、横にして収納する必要があります。自立するモデルと比較すると、収納場所に工夫が必要です。しかし、壁掛け用のフックが付属しているため、壁に掛けて収納することも可能です。省スペースで収納したい場合は、壁掛け収納がおすすめです。自立機能がない分、本体が軽量であるというメリットもあります。収納方法にこだわりがない方にとっては、特にデメリットにはならないでしょう。

この製品にはブラシ自動クリーニング機能は搭載されていません。ブラシに絡まった髪の毛などは、手で取り除く必要があります。上位モデルに搭載されていることが多い機能ですが、価格を抑えるために省略されています。ペットを飼っている家庭では、特に毛が絡まりやすいため、こまめなメンテナンスが必要です。定期的にブラシの状態を確認し、絡まったゴミを取り除くようにしましょう。ピンセットなどを使用すると、簡単に取り除くことができます。