Upperizon モバイルモニター 13.3インチ G-133S

このモバイルモニターは、USB Type-CとMiniHDMIの2種類の映像入力端子を搭載しており、パソコン、スマートフォン、ゲーム機など、様々なデバイスからの映像出力に対応しています。USB Type-CポートはDisplayPort Alt Modeに対応しているデバイスであれば、1本のケーブルで映像と電源を供給できるため、配線が非常にシンプルで持ち運びにも便利です。MiniHDMIポートは、より多くの機器との互換性を提供し、幅広いシーンでの利用が可能です。これにより、外出先でのデュアルディスプレイ環境の構築や、プレゼンテーション、ゲームプレイなど、多様な用途で活用できます。

このモバイルモニターにはバッテリーが内蔵されていません。そのため、使用時には常に外部からの給電が必要となります。USB Type-Cケーブル1本で接続端末から電源を取ることも可能ですが、端末の電力不足により給電が不安定になる場合があるため、その際は別途電源アダプターを接続する必要があります。HDMI接続時も同様に別途電源が必要です。電源コンセントがない場所や、完全にワイヤレスでの使用を想定している場合には適していません。長時間の屋外使用や、電源確保が難しい環境での利用を考えている場合は、バッテリー内蔵型のモデルを検討することをおすすめします。

このモバイルモニターはスピーカーを内蔵しており、別途外部スピーカーを用意することなく音声を出力できます。これにより、動画視聴やゲームプレイ時に手軽に音声を楽しむことが可能です。しかし、スタッフレビューでは「音量調節が分かりにくく、音量を上げるとさらに割れた音になるので本体スピーカーは使い物にならない」という指摘があり、音質についてはあまり期待できない可能性があります。高品質なサウンドを求める場合は、本体に搭載されている3.5mmイヤホンジャックを利用して、外部スピーカーやヘッドホンを接続することをおすすめします。内蔵スピーカーはあくまで補助的な機能として捉えるのが良いでしょう。

このモバイルモニターは、本体に自立型スタンドを内蔵しており、0°から175°まで無段階で角度を調節することが可能です。これにより、ユーザーは自分の見やすい最適な角度に画面を調整でき、長時間の作業でも首や目の負担を軽減できます。スタンドはしっかりとした固定力があり、大角度でも安定して使用できる設計です。また、底部には滑り止めゴムが2つ装備されており、安定性をさらに高めています。さらに、VESA規格にも対応しているため、市販のモニターアームや壁掛け金具を利用して、より自由度の高い設置も可能です。これにより、デスク上のスペースを有効活用したり、縦置きにしてウェブページや書類を閲覧したりと、多様な使い方が実現できます。

このモバイルモニターにはタッチ操作機能は搭載されていません。画面を直接指で操作するような直感的なインタラクションはできませんので、パソコンのマウスやキーボード、接続デバイスのコントローラーなどを用いて操作する必要があります。プレゼンテーション中に画面を直接操作したい場合や、タブレットのような感覚で使いたいと考えているユーザーにとっては、この点は考慮すべき制限となります。タッチ操作を必須とする用途や、よりインタラクティブな体験を求める場合は、タッチパネル対応のモバイルモニターを検討することをおすすめします。

商品情報には「保護カバー」が付属しているという明確な記載はありません。スタッフレビューには「付属のケース、ケーブルは必要十分」という言及がありますが、これが保護カバーを指すのか、単なる収納ケースを指すのかは断定できません。そのため、持ち運び時の画面保護を目的とした専用の保護カバーが付属しているとは判断できません。別途、画面保護のためのケースやフィルムの購入を検討することをおすすめします。