VEGER VEGER V1115 モバイルバッテリー

本製品はACウォールプラグを内蔵しており、コンセントに直接挿して本体を充電できます。これにより、別途ACアダプターや充電ケーブルを持ち運ぶ必要がなく、荷物を減らすことができます。旅行や出張など、外出先でコンセントがあれば手軽に充電できるため、非常に利便性が高い機能です。プラグは折りたたみ式で、収納時も邪魔になりません。

本製品は「充電と放電を同時に行う機能をサポートしていません」と明記されています。これは、モバイルバッテリー本体をコンセントから充電しながら、同時にスマートフォンなどのデバイスを充電する「パススルー充電」には対応していないことを意味します。コンセントが一つしかない状況で、バッテリーとデバイスの両方を同時に充電したい場合には不便を感じる可能性があります。この機能が必要な場合は、他の製品を検討する必要があります。

本製品は、Micro USB、USB Type-C、Lightningの3種類の内蔵ケーブルに加え、USB-AとUSB-Cの出力ポートを搭載しており、最大4台のデバイスを同時に充電することが可能です。これにより、スマートフォン、タブレット、ワイヤレスイヤホンなど、複数のデバイスを一度に充電できるため、家族や友人とシェアする際や、多くのデバイスを持ち歩く際に非常に便利です。ただし、合計出力は15Wであるため、4台同時に充電する際は各デバイスへの充電速度が低下する可能性があります。

本製品にはLED残量表示機能が搭載されており、バッテリーの残量を一目で確認できます。これにより、外出前に充電が必要かどうかを簡単に判断でき、急なバッテリー切れの心配を減らすことができます。デジタル表示ではないものの、暗い場所でもボタンを押すだけで残量が確認できるため、視認性に優れています。充電のタイミングを把握しやすいため、計画的な使用が可能です。

商品情報には、接続されたデバイスを自動的に認識し、最適な電流で充電する「自動出力調整機能」に関する明確な記載がありません。一般的なモバイルバッテリーには搭載されていることが多い機能ですが、本製品の最大出力が15Wであるため、高出力デバイスへの最適化は限定的である可能性があります。過電流保護などの安全機能は備わっていますが、デバイスに合わせた最適な電力供給を自動で行う機能については不明です。

本製品は228gという軽量設計で、寸法も151x70x18mmとコンパクトにまとめられています。内蔵ケーブルやACプラグを搭載していることを考慮すると、持ち運びやすいサイズ感と言えます。手のひらに収まるため、カバンやポケットに入れても邪魔になりにくく、日常的に携帯するのに適しています。旅行や出張など、移動が多いシーンでも負担になりにくいでしょう。ただし、市場にはさらに小型軽量な製品も存在するため、絶対的な小型軽量性というよりは、機能とのバランスが取れた携帯性と言えます。