iSinbox Q8

本製品はオートキーストーン補正機能を搭載しており、プロジェクターを斜めに設置した場合でも、自動で映像の歪みを補正し、長方形の画面を映し出すことができます。特に上下方向の±45°の範囲で自動補正が可能です。これにより、設置場所の自由度が高まり、手軽に綺麗な映像を楽しめます。ただし、スタッフレビューには「台形補正もほとんど手動に頼らざるを得ない」という意見もあり、完全に自動で完璧な補正がされるわけではない可能性も考慮する必要があります。

Wi-Fi 6に対応しており、iOS、Android、Windowsデバイスからのワイヤレスミラーリングが可能です。スマートフォンやタブレットの画面を大画面に映し出し、動画や写真、ゲームなどを家族や友人と共有する際に非常に便利です。ただし、スタッフレビューではAndroidスマホの場合、Miracast系の機種限定でGoogle式のキャストには対応しない、iPhoneも古いものは音声しか送れないことがある、といった相性の問題が指摘されています。アプリの追加ができないため、互換性の問題が発生した場合の解決策が限られる点に注意が必要です。

デジタルズーム機能を搭載しており、プロジェクターの設置場所を変えずに、映像のサイズを100%から50%まで調整することができます。これにより、部屋の広さや投影する壁の大きさに合わせて、最適なサイズで映像を映し出せます。特に、狭い空間での使用や、設置後に微調整が必要な場合に非常に便利です。物理的な移動が不要なため、手軽に映像の大きさを変えられ、設置の自由度が高まります。

4Ω 5Wの高音質スピーカーを内蔵しており、外部スピーカーを別途用意しなくても、すぐに映像と音声を一緒に楽しむことができます。低騒音設計も施されており、映画やゲーム鑑賞中の集中を妨げにくいです。手軽に映画やゲームを楽しみたい時や、設置の手間を省きたい時に便利ですが、スタッフレビューでは「音質は、聞こえればいいでしょというレベル」という意見もあり、より高品質な音響を求める場合は、Bluetooth 5.3を利用して外部スピーカーを接続することを推奨します。

USBメモリに保存した動画や写真、音楽などをプロジェクターで直接再生できる機能が搭載されています。パソコンや他のデバイスを接続することなく、手軽にコンテンツを楽しむことができます。ただし、スタッフレビューによると、動画プレーヤーは対応するファイルの種類が古く、FHDを超える解像度やH265に対応しない、mkvファイルの字幕が出たり出なかったりするなど、完成度が低い点が指摘されています。最新のファイル形式や高解像度コンテンツの再生には、外部デバイスの接続が必要になる場合があります。

本製品はジンバル一体型設計を採用しており、スタンド不要で左右360度、上下135度と幅広い角度に投影可能です。この設計により、三脚を別途用意する必要がなく、様々な場所に設置して使用できます。そのため、一般的なプロジェクターに搭載されている三脚穴は本製品には見当たりません。一体型スタンドが安定した設置を可能にし、天井投影なども容易に行えるため、三脚穴の有無は使用上の大きな問題とはならないでしょう。