エレコム 紛失防止タグ カード型 LGT-ELNNCD1BKA

iPhoneの「探す」アプリを使用して、タグの位置情報を地図上で確認できます。Bluetoothの接続範囲内であれば、おおよその場所を特定可能です。ただし、GPS機能は搭載されていないため、Bluetooth範囲外では最後に接続が切れた場所が表示されます。AirTagのようなUWB（超広帯域無線）技術は搭載されていないため、より正確な位置特定はできません。位置情報の更新は、iPhoneとの接続が確立された際に行われます。紛失時には、この情報を元に周辺を捜索することになります。iOSデバイスをお持ちの方には手軽に利用できる機能です。

「探す」アプリからタグを鳴らすことが可能です。音量はAirTagと同程度ですが、騒がしい場所では聞こえにくい場合があります。この機能は、近くにあるはずなのに見つからない物を探す際に役立ちます。例えば、家の中で鍵や財布が見当たらない時に、音を鳴らして場所を特定できます。ただし、Bluetoothの接続範囲内である必要があり、範囲外では音を鳴らすことができません。また、タグ自体にスピーカーが搭載されているため、防水性能を考慮してか、音質は高くありません。

iPhoneとタグが一定距離以上離れると、iPhoneに通知が届きます。これにより、置き忘れに気づきやすくなります。ただし、Bluetoothの接続状況に依存するため、電波状況が悪い場所では正常に機能しないことがあります。また、意図的に荷物から離れる場合（例えば、空港で荷物を預ける際など）にも通知が来るため、状況によっては煩わしく感じるかもしれません。通知の距離は調整できません。置き忘れ防止機能は、日常的に物を置き忘れやすい人に役立ちますが、過信は禁物です。

この製品には、タグからスマートフォンを鳴らす機能は搭載されていません。AirTagにはこの機能がありますが、本製品はタグから音を鳴らすことのみ可能です。スマートフォンが見当たらない時にタグを使って見つけ出すことはできませんので注意が必要です。もしスマートフォンを鳴らす機能が必要な場合は、他の製品を検討する必要があります。例えば、スマートフォンの紛失防止アプリや、他のスマートタグ製品には同様の機能が搭載されている場合があります。

iPhoneの「探す」アプリを使用するため、複数のエレコム製紛失防止タグを一元管理できます。家族で共有する場合や、複数の持ち物にタグを取り付けたい場合に便利です。ただし、Androidデバイスでは利用できません。また、Apple IDに紐付けられるため、他のAppleデバイスとの連携も可能です。紛失時には、家族のデバイスからタグの位置情報を確認することもできます。複数のタグを管理することで、紛失リスクを軽減できます。

電池残量が少なくなると、iPhoneに通知が届きます。これにより、電池切れによる紛失防止を防ぐことができます。電池交換ができない使い切りタイプであるため、通知が来たら本体を交換する必要があります。電池寿命は約5年と長いため、頻繁に交換する手間はありません。ただし、電池残量を確認するためには、定期的に「探す」アプリをチェックする必要があります。電池残量通知機能は、長期的に安心して使用するために重要な機能です。