ayur-chair アーユルチェアー キャスタータイプ スタディ足置きリング付き(31027)

座面の高さと腰あての高さ調整は可能ですが、座面や背もたれの角度を個別に調整する機能は搭載されていません。この椅子は「坐骨で座る」という特定の姿勢を促すことに特化しており、一般的なオフィスチェアのような多角的な調整機能は設計思想に含まれていないと考えられます。そのため、ユーザーが細かくポジションを調整して最適な座り心地を追求する用途には適していません。

背もたれ（腰あて）が体の動きに合わせて柔軟に追従する機能は搭載されていません。この製品は、骨盤を立てた正しい姿勢を維持することを目的としており、腰あては骨盤を固定的に支える役割を担っています。作業中の姿勢変化に合わせて背もたれが動くことでサポートするのではなく、常に正しい姿勢を保つための固定的なサポートを提供します。

「坐骨で座る」という独自の座面設計により、お尻や太ももの接地面が小さく、筋肉や血管を圧迫しないため、血行不良や腰周りの筋肉が硬くなるのを防ぐと説明されています。これにより、一点に集中しがちな圧力を分散し、長時間の着座でも負担を軽減する効果が期待できます。一般的な体圧分散素材とは異なるアプローチですが、骨盤を立てることで体重を適切に分散させる機能を有しています。

この製品にはヘッドレストが付属していません。そのため、首や肩への負担を軽減するためのヘッドレストの位置や角度を調整する機能は利用できません。この椅子は腰あてで骨盤を支え、背骨のS字カーブを促すことで姿勢を改善する設計であり、頭部や首のサポートは直接的な機能範囲外となっています。

この製品にはアームレストが付属していないため、肘掛けの高さ、角度、前後位置を調整する機能は搭載されていません。腕や肩の負担を軽減するアームレストの機能は、この椅子の設計思想には含まれておらず、より自由な体の動きを妨げないことを重視していると考えられます。

ロッキング機能は搭載されていません。休憩時に体を伸ばしたり、リラックスしたりする際に、背もたれを傾けるといった使い方はできません。この椅子は、座るとキャスターが固定され、座面も回転しないなど、集中して正しい姿勢を維持することに特化しているため、リラックスを目的としたロッキング機能は採用されていません。