EQZ 空気伝導イヤホン V16-HS

わずか18gという超軽量設計が最大の特徴の一つです。耳にかけるタイプのオープンイヤー型で、耳穴を塞がないため、長時間の装着でもカナル型のような閉塞感や、骨伝導特有の振動による圧迫感がありません。スタッフ評価でも「軽くて耳が痛くならない」「装着感」が気にならない」と非常に高く評価されています。ただし、一部のスタッフレビューには「顔が小さいとすぐ外れてしまう」というコメントもあり、頭部や耳の形状によってはフィット感に個人差が出やすい可能性があります。眼鏡との併用については肯定的なスタッフコメントもあります。全体としては、軽量性と快適性を重視するユーザーにとっては大きなメリットとなるでしょう。

最新のBluetooth 5.3チップを搭載している点は評価できます。Bluetooth 5.3は従来のバージョンに比べて接続安定性が向上し、消費電力も削減される傾向があります。電源を入れるとすぐにペアリングモードに入る「自動ペアリング」にも対応しており、初めてワイヤレスイヤホンを使う方でも簡単に接続できます。これにより、比較的安定したワイヤレス接続でのリスニングが期待できます。ただし、複数のデバイスと同時に接続し、切り替えて使用できる「マルチポイント接続」機能に関する記載はありません。スマートフォンとPCなど、複数の機器を頻繁に使い分けるユーザーにとっては不便を感じる可能性があります。基本的な接続機能は備わっていますが、マルチポイント非対応は機能面での制限と言えます。

オープンイヤー型であるため、耳を塞がずに音楽などを聴きながら、常に周囲の環境音を聞き取ることができます。これにより、屋外でのウォーキングやランニング中、自転車に乗っている際などに、車や他の歩行者の接近に気づきやすく、事故のリスクを低減できます。これは骨伝導イヤホンと同様、ながら聴きの製品の大きな利点であり、安全性において非常に優れています。また、ENC（Environmental Noise Cancellation）ノイズキャンセリング機能を備えたマイクが搭載されており、通話時の周囲の騒音をある程度低減し、相手に声を届けやすくする配慮がされています。騒がしい場所での通話品質は、マイクの性能やアルゴリズムに依存しますが、機能としては搭載されています。

約4000円という非常に手頃な価格帯で購入できる点が、本製品の最大の魅力であり、コストパフォーマンスに優れていると言えます。耳を塞がないオープンイヤー型のながら聴きというスタイルを試してみたい方にとって、導入しやすい価格設定です。超軽量設計（18g）、Bluetooth 5.3対応、ENCノイズキャンセリングマイク、Type-C充電、そして2年保証といった、価格以上の機能や特徴を備えています。スタッフ評価でも「相当お買い得」「コスパ良し」といった声が多く見られます。高音質や多機能を求めなければ、日常使いや軽めの運動用として、価格に対して十分な価値を提供する製品と言えるでしょう。初めてのながら聴きイヤホンとしてもおすすめです。