ag (エージー) COTSUBU for ASMR MK2 (2025年版)

タッチコントロールに対応しており、音楽の再生/停止、音量調整、そして本製品の特長である「ASMRモード」への切り替えが可能です。ASMRモード中は誤操作を防ぐため、5回連続タップ以外の操作が無効になる設計で、コンテンツへの集中を妨げません。これにより、スマートフォンを取り出すことなく、手元で基本的な操作を完結できるため、特にリラックスした状態での使用時に便利です。ただし、タップ音が強調されるというレビューもあり、操作時の音に敏感な方は注意が必要です。

イヤホン本体を収納し、充電するための専用ケースが付属しています。このケースにイヤホンを収納することで、外出先でも繰り返し充電が可能となり、イヤホンのバッテリー切れを心配することなく使用できます。充電ケース自体はUSB Type-Cケーブルで約2時間で満充電が可能です。ただし、ケースの質感については「プラスチック感が強く安っぽい」という意見もあり、デザイン性を重視する方には物足りなさを感じるかもしれません。また、他のイヤーピースに交換するとケースに収まらない場合があるため、注意が必要です。

MEMSマイクを搭載しており、スマートフォンと接続することでハンズフリーでの通話が可能です。これにより、イヤホンを装着したまま電話に出たり、オンライン会議に参加したりすることができます。両手がふさがっている状況でも通話ができるため、日常生活での利便性は高いです。しかし、通話品質に関する詳細な情報や、周囲の騒音を低減するノイズキャンセリング機能（ENCなど）は明記されておらず、特に騒がしい環境での通話においては、相手に声が届きにくい可能性も考慮する必要があります。

一度デバイスとペアリング設定を完了すれば、次回からは充電ケースからイヤホンを取り出すだけで自動的に接続される機能が備わっています。これにより、毎回手動で接続設定を行う手間が省け、スムーズに音楽やASMRコンテンツを楽しむことができます。しかし、一部のスタッフレビューでは「イヤホンをケースから出した段階でBluetoothが接続する時もあれば、イヤホンを一回タップしないと接続されないときもあり少し気になった」という指摘もあり、常に安定して自動接続されるわけではない可能性も考慮に入れる必要があります。

IPX4相当の生活防水性能を備えています。これは、あらゆる方向からの水の飛沫に対して保護されていることを意味し、日常生活での汗や小雨程度であれば問題なく使用できます。スポーツ時の汗や、急な雨に降られた際にも安心して使用できるため、屋外での使用にも対応可能です。ただし、完全防水ではないため、水中に沈めたり、シャワーを浴びながらの使用は避けるべきです。水辺でのレジャーや、より高い防水性能を求める場合は、IPX7以上の製品を検討することをお勧めします。

商品情報には片耳のみでの使用に関する明確な記載がありません。一般的なワイヤレスイヤホンでは左右独立通信により片耳使用が可能なモデルも多いですが、本製品がその機能に対応しているかは不明です。ASMRコンテンツの特性上、両耳での没入感が重視されるため、片耳使用のニーズは低いかもしれませんが、片耳だけ装着して周囲の音を聞きたい場合や、バッテリーを節約しながら使用したい場合には、この機能の有無が重要となることがあります。情報がないため、基本的には両耳での使用を前提と考えるのが適切です。