Xiaomi POCO X7 Pro

このモデルはグローバル版であり、日本のFeliCa規格には対応していません。そのため、SuicaやPASMOといった交通系ICカードサービスや、楽天Edy、WAON、nanacoなどの主要な電子マネーサービスをスマートフォンで利用することはできません。コンビニエンスストアやスーパーマーケット、電車やバスなど、日常的にこれらのサービスを利用している方にとっては、別途物理的なカードや他の決済手段を持ち歩く必要があります。日本国内での利用において、おサイフケータイ機能を重視する方には適していません。

商品情報に防水・防塵性能に関するIP等級の記載がありませんでした。このことから、一般的に高い防水・防塵性能は期待できないと考えられます。キッチンでの水濡れや、屋外での急な雨、埃っぽい場所での使用には十分な注意が必要です。水没させてしまったり、大量の液体がかかったりした場合、故障のリスクが高まります。日常使いで水回りや屋外での使用が多い方は、保護ケースを使用するなどの対策を検討する必要があります。

商品情報にワイヤレス充電（Qi規格など）に関する記載がありませんでした。このモデルは有線での充電のみに対応していると考えられます。対応するワイヤレス充電器の上に置くだけで手軽に充電を開始できる利便性は利用できません。充電する際は必ずUSB Type-Cケーブルを接続する必要があります。ワイヤレス充電対応のスマートフォンからの買い替えや、複数のデバイスをワイヤレス充電器でまとめて充電したい方にとっては、この点が制約となる可能性があります。

商品情報にMicroSDカードなどの外部メモリに対応している旨の記載がありませんでした。一般的に、ハイエンドや一部のミドルレンジスマートフォンでは外部メモリ非対応のモデルが増えています。このモデルも内蔵ストレージのみで容量を管理する必要があると考えられます。大容量の512GBストレージを備えているため多くのユーザーにとっては問題ないかもしれませんが、さらに容量を増やしたい場合や、MicroSDカードを使ってデータを簡単にやり取りしたいユーザーにとっては、この機能がないことが制限となります。

ディスプレイの下部に指紋センサーが内蔵されており、画面に指を触れるだけでロック解除や認証を行うことができます。これにより、端末を持ち上げたり背面や側面に指を回したりすることなく、机などに置いたままでもスムーズにロックを解除できます。また、マスクを着用している場合など、顔認証が利用できない状況でも確実に認証できるため、セキュリティと利便性を両立しています。素早く直感的に端末を操作できる現代的な認証方法です。