BOOX NoteMax (boox-notemax)

NoteMaxにはフロントライトが搭載されていないため、色温度調整機能はありません。明るい場所での使用を推奨します。外部照明を利用することで、ある程度カバーできますが、内蔵ライトのような均一な明るさは期待できません。夜間の使用や暗い場所での読書には不向きです。

Android OSの標準機能として、文字フォントやサイズ、行間などを調整できます。これにより、ユーザーは自分の好みに合わせた表示で読書を楽しめます。特に、視覚に障がいがある方や、長時間の読書で目が疲れやすい方にとって、非常に便利な機能です。サードパーティ製のアプリを利用することで、さらに詳細なカスタマイズも可能です。

4096段階の筆圧検知に対応したスタイラスペンが付属しており、読書中に気になった箇所に手書きでメモを書き込むことができます。重要な部分を記録しておけば、後から簡単に見返すことができます。学習やビジネス書を読む際に便利です。PDFなどのドキュメントに直接書き込めるため、紙とペンを使う感覚で利用できます。

Android OSを搭載しているため、KindleやKoboなどの電子書籍ストアアプリをインストールして利用できますが、ストア連携機能は搭載されていません。複数の電子書籍サービスを利用している場合は、それぞれのアプリを切り替えて使用する必要があります。一つのアプリで複数のストアを管理したい場合は、サードパーティ製のアプリを検討する必要があります。

書籍をダウンロードしておけば、Wi-Fi環境がない場所でもオフラインで読書を楽しめます。通勤・通学中や旅行先など、場所を選ばずに読書ができます。ただし、クラウドストレージとの連携機能はないため、事前に端末にダウンロードしておく必要があります。大容量のストレージを搭載しているので、多くの書籍を保存できます。

NoteMaxには物理ボタンやグリップ操作機能は搭載されていません。ページめくりは画面のタッチ操作で行う必要があります。手が乾燥している時や手袋をしている時は、操作がしにくい場合があります。物理ボタンを搭載したモデルと比較すると、操作性はやや劣ります。