dretec 体温計 TO-20

測定が完了するとブザー音でお知らせしてくれる機能です。この製品では、37.8℃以上の場合は通常と異なるブザー音で知らせてくれるため、高熱が出た際にすぐに気づくことができます。音の種類で状態を判断できるのは便利ですが、音量調節機能はないため、静かな場所では音が気になるかもしれません。また、ブザー音の種類を自分で設定することはできません。

過去の測定結果を1回分記録できる機能です。毎日の体温の変化を把握するのに役立ちますが、記録できるのが1回分のみのため、長期的な体温管理には向きません。より詳細な記録を残したい場合は、記録機能が充実した体温計や、体温管理アプリとの連携機能を備えた体温計を検討する必要があります。

体温計の先端が柔らかく曲がる素材でできているため、わきの下に優しくフィットし、測定時の不快感を軽減します。特に、小さなお子さんや肌が敏感な方でも安心して使用できます。ただし、柔らかい素材のため、強く押し付けたり、無理に曲げたりすると破損する恐れがありますので、注意が必要です。

電池残量が少なくなるとお知らせしてくれる機能は搭載されていません。電池残量を確認せずに使用し続けると、測定中に電池切れになる可能性があります。日頃から電池残量を気にして、早めに交換するように心がける必要があります。電池交換の時期を忘れないように、定期的なチェックをおすすめします。

正しい測定位置をガイドする機能は搭載されていません。そのため、体温を正確に測るためには、正しい測定方法を理解しておく必要があります。わきの下の中央に体温計の先端をしっかりと当て、体温計が動かないように固定することが重要です。特に小さなお子さんの場合は、大人がしっかりと支えて測定する必要があります。

約15秒で体温を予測測定できるため、忙しい朝や、じっとしているのが難しいお子さんの体温を素早く測定できます。ただし、予測測定のため、正確な体温を知りたい場合は、実測検温を行う必要があります。実測検温には時間がかかるため、時間に余裕がある時に行うことをおすすめします。