JODSONE UV LEDネイルランプ SUN1G

本製品は、手を本体に入れると赤外線センサーが感知し、自動的にライトが点灯する機能を搭載しています。手を出すと消灯するため、ネイル作業中にボタンを操作する手間が省け、ジェルが付着した手でも衛生的に使用できます。これにより、硬化プロセスがスムーズになり、作業効率が向上します。ただし、一部のレビューではチップスタンド使用時にセンサーが反応しないケースも報告されており、完全に万能ではない点に留意が必要です。

5秒、30秒、60秒の3種類のタイマーボタンが用意されており、ジェルの種類や硬化の段階に合わせて適切な時間を選択できます。また、タイマーボタンを押さずに手を入れると、最大120秒間自動で照射が続くモードも備わっています。これにより、硬化時間を正確に管理し、硬化不良や過剰硬化を防ぐことが可能です。ただし、上位機種にあるようなデジタル表示機能はないため、残り時間は感覚で把握する必要があります。

本製品には、硬化時に発生する熱感を軽減するための「低ヒートモード」や、徐々に光量を上げていく機能は明示されていません。24Wと48Wの出力切り替えは可能ですが、これは熱感を和らげる目的の機能とは異なります。爪が薄い方や熱に敏感な方は、硬化中に熱さを感じやすい可能性があるため、短時間での硬化を繰り返すなどの工夫が必要になるかもしれません。この機能がない点は、快適性において上位機種に劣ります。

本製品は「ベースレス」設計であり、底板がありません。これにより、フットネイルの施術時に足元を広々と使える利点があります。また、ライト内部の清掃も容易に行えます。底板がないことで、実質的に底板着脱機能があるのと同等の利便性を提供しますが、一方で光の反射板がないため、硬化ムラが生じる可能性も指摘されています。この点は、利便性と硬化品質のトレードオフとなります。

本製品はUVとLEDの両方の波長に対応する「二重光源」を搭載しています。これにより、UVジェル、LEDジェル、ハードジェルなど、市販されているほとんどのジェルネイルやレジン液を硬化させることが可能です。特定のジェルにしか対応できないという心配がなく、幅広い種類の材料を使用できるため、ネイルアートの選択肢が広がります。この機能は、多様なジェルを使いたいユーザーにとって非常に重要です。

本製品には、設定したタイマーの残り時間や現在のワット数などを表示するデジタルディスプレイは搭載されていません。タイマーボタンを押すことで設定時間は分かりますが、硬化中の残り時間を視覚的に確認することはできません。このため、硬化の進捗状況を正確に把握したい場合や、より直感的な操作性を求めるユーザーにとっては不便に感じる可能性があります。上位機種にあるデジタル表示は、作業の計画性や使い勝手を向上させる重要な要素です。