オカムラ(岡村製作所) シルフィー オフィスチェア C68EZR-FMP1

座面の高さ・奥行き調整、アームレストの高さ・前後・角度調整、背もたれのカーブ調整（ランバーサポート）、リクライニングの角度調整と固定（前傾・後傾）など、多くの要素を個別に調整可能です。これにより、ユーザーは自身の体型や作業内容に合わせて、細かく最適な座り心地を設定できます。特に、前傾ポジションの固定は、PC作業や筆記作業が多い方にとって非常に有効な機能です。

背と座がシンクロしてリクライニングする機能は、体の動きに合わせて背もたれと座面が連動して傾くため、常に適切な姿勢をサポートします。これにより、リクライニング時にも体への負担が少なく、快適な座り心地を維持できます。作業中の姿勢変化にも柔軟に対応し、集中力を途切れさせずに作業を続けられるため、長時間のデスクワークにおいて非常に重要な機能です。

座面には硬さの異なる3種類のウレタンを一体成形した「異硬度クッション」が採用されています。前方は太ももを圧迫しない柔らかいクッション、後方はお尻をしっかりサポートする硬いクッションで構成されており、これにより体圧が効果的に分散されます。一点に集中しがちな圧力を分散することで、長時間座っていてもお尻や太ももへの負担を軽減し、血行不良や疲労の蓄積を防ぎます。

可動ヘッドレストが搭載されており、ユーザーの身長や好みに合わせて位置を調整することが可能です。これにより、首や頭部を適切にサポートし、肩や首への負担を軽減します。特に、リクライニング時に頭部を預けることで、よりリラックスした姿勢を取ることができ、長時間の作業による疲労感を和らげる効果が期待できます。

アジャストアームは、高さ調整（ストローク10cm）、前後スライド（5cm）、角度調整（内側・外側20度）の3次元調整が可能です。これにより、キーボードやマウス操作時の腕の位置を最適化し、肩や腕への負担を軽減します。個々の体型や作業スタイルに合わせて細かく調整できるため、長時間のデスクワークにおける快適性と疲労軽減に大きく貢献します。

リクライニングの範囲は、直立～後傾で23度、直立～前傾で10度と広範囲にわたります。さらに、リクライニングの固定は4段階で調整可能です。これにより、作業の合間に体を伸ばしてリフレッシュしたり、集中して作業する際に最適な角度で固定したりと、多様なニーズに対応できます。ロッキングの強さに関する具体的な記載はありませんが、一般的なオフィスチェアと同様に調整可能と推測されます。