Euiyi 除湿機 CT16

本製品には湿度表示機能は搭載されていません。そのため、現在の湿度を把握するためには、別途湿度計を用意する必要があります。湿度表示機能があれば、除湿の必要性を判断しやすくなりますが、本製品ではそれができません。しかし、価格を抑えるためには、必要な機能を絞る必要があり、湿度表示機能はその一つとして省かれたと考えられます。湿度計がなくても、体感で湿度を判断することは可能です。

水タンクが満水になると自動で運転を停止する機能が搭載されています。これにより、水が溢れる心配がなく、安心して使用できます。特に、就寝中や外出時など、目が届かない状況でも安全に使えるのが魅力です。ただし、満水時にはブザー音が鳴り、ナイトランプが赤く点灯するため、音や光に敏感な方は注意が必要です。定期的に水タンクの容量を確認し、早めに排水することをおすすめします。

本製品には内部乾燥機能は搭載されていません。使用後に内部を乾燥させることで、カビや雑菌の繁殖を抑え、清潔な状態を保てますが、この機能がないため、定期的なお手入れが必要です。具体的には、使用後に水タンクを取り外し、内部を乾燥させることをおすすめします。また、扇風機などを使用して、内部を強制的に乾燥させることも有効です。お手入れを怠ると、カビや雑菌が繁殖し、除湿能力の低下や異臭の原因となる可能性があります。

衣類乾燥機能が搭載されており、部屋干しの時間を短縮できます。除湿機能と合わせて使用することで、衣類を効率的に乾かし、生乾きの嫌な臭いを防ぎます。しかし、コンプレッサー式の除湿機に比べると、乾燥能力は劣ります。そのため、洗濯物の量が多い場合は、扇風機やサーキュレーターと併用することをおすすめします。また、厚手の衣類や乾きにくい素材の衣類は、乾燥に時間がかかる場合があります。

送風モードは搭載されていません。除湿機能のみの使用となります。送風機能があれば、除湿せずに空気の循環を促すことができますが、本製品ではそれができません。夏場など、除湿の必要がない場合は、扇風機やサーキュレーターを使用することをおすすめします。送風機能がない分、シンプルな構造になっているため、故障のリスクが低いというメリットもあります。

キャスターは付いていないため、本体を持ち上げて移動する必要があります。本体重量は2.4kgと軽量なので、女性や高齢者でも比較的容易に移動できます。しかし、頻繁に移動する場合は、少し手間がかかるかもしれません。設置場所を決めて、据え置きで使用することをおすすめします。キャスターがない分、安定性が高く、転倒のリスクが低いというメリットもあります。