Elikliv 芝刈り機 電動 芝生バリカン L7D

本製品は立ったまま作業できる延長ポールのアタッチメントは付属していません。本体を手に持って使用するタイプです。代わりに地面をスムーズに移動させるためのトラックローラーが付属しており、腰をかがめての作業を補助します。立ったまま広範囲を楽に作業したい場合には向きませんが、手持ちでの取り回しやすさを重視するユーザーには適しています。

芝生バリカンのヘッド部分は0度から90度の範囲で角度を調整できます。これにより、作業場所の状況（壁際、木の根元、傾斜など）に合わせて刃の向きを最適に設定することが可能です。様々な角度での作業に対応できるため、庭の隅々まで丁寧に、そして効率的に手入れを行うことができます。手動で簡単に角度を変更できるため便利です。

本製品には、刈り取った芝を集めるための集草ケースは付属していません。刈り取られた芝や葉は、刃の前方に排出されます。そのため、作業後には別途ほうきやブロワーなどを使用して、地面に散らばった刈りカスを集める必要があります。集草の手間はかかりますが、構造がシンプルになることで本体の軽量化に貢献しています。

芝生を刈る高さを15mmから25mmの範囲で調整可能です。これにより、芝生の種類や生育状況、あるいはご自身の好みに合わせて適切な長さに刈り込むことができます。刈込高さを均一にすることで、見た目の美しい芝生を維持しやすくなります。調整方法は明確に記載されていませんが、通常はアタッチメントの付け替えやレバーで行います。

付属のバッテリーや本体に、バッテリーの充電残量を視覚的に確認できるインジケーター機能は搭載されていません。バッテリーの残量は作業時間から推測する形になります。充電が必要なタイミングを事前に把握することが難しいため、長時間の作業では予備バッテリーの準備や、こまめな充電計画が必要になります。

本製品は、芝生バリカン用のブレード（刈幅130mm）とヘッジトリマー用のブレード（切断長220mm）を交換することで、1台で2つの役割をこなすことができます。刃の交換は半工具レスで行えると記載されており、比較的簡単に行えるようです。これにより、芝生のエッジ処理と小低木の剪定をこの一台でまかなえ、様々な園芸作業に対応できる汎用性の高さがあります。