MOMAX Qi2 ワイヤレス充電器 (3-in-1) UD36

本製品はiPhone、Apple Watch、AirPods（Qi対応ワイヤレスイヤホン含む）の3台を同時にワイヤレス充電できます。これにより、複数の充電器やケーブルを使う必要がなくなり、デスク周りをスッキリと整理することが可能です。朝起きたら全てのデバイスが満充電になっている、といった使い方ができます。旅行や出張時にも、これ一台で済むため非常に便利です。ただし、3台同時に急速充電するには、製品仕様で推奨されている30W以上のPD充電器を別途使用する必要があります。推奨以下の出力のアダプターを使用すると、充電速度が低下したり、特定のデバイスが充電されなかったりする可能性があります。

本製品は接続されたデバイスに応じて出力電力を調整します。iPhoneのMagSafe対応モデル（MagSafeケース使用時）には最大15W、その他のQi対応スマートフォンには最大7.5Wまたは5W、Apple WatchおよびAirPodsには5Wで充電を行います。これにより、各デバイスに最適な電力で充電され、過剰な電力供給を防ぎます。ただし、これは一般的なワイヤレス充電器に搭載されている基本的な電力切り替え機能であり、デバイスの充電状況に合わせて細かく出力を最適化する高度な自動調整機能が搭載されているかは製品情報からは明確ではありません。安全に配慮しつつ、複数の異なるデバイスを充電するために必要な最低限の自動調整は行われます。

製品情報やスペックリストには、充電エリアに金属などの異物が置かれた際に充電を停止する異物検知機能（FOD）についての明確な記載がありませんでした。一般的な安全機能（過電流、過電圧、過熱保護など）は記載されていますが、FODは特にワイヤレス充電において重要な安全機能の一つです。金属が充電エリアにあると発熱し、火災の原因となるリスクがあるためです。本製品がQi2認証を取得していることから、Qi2規格に含まれる最低限の安全機能は備わっている可能性はありますが、個別の機能として特筆されていないため、その有無や性能レベルについては不明です。安全に使用するためには、充電エリアに金属類などを置かないように注意が必要です。

製品情報には、充電状態（充電中、完了、エラーなど）を示す専用のLEDインジケーターに関する詳細な記載がありませんでした。多くのワイヤレス充電器には、充電が開始されたことを示す小さなLEDランプが搭載されていますが、本製品にそれが搭載されているか、また搭載されている場合に充電完了などを色で知らせる機能があるかは不明です。スタッフレビューでもこの機能に関する言及はありませんでした。デバイス側の画面表示（iPhoneのStandByモードなど）で充電状態を確認することは可能ですが、充電器本体だけで複数のデバイスの充電状況を一目で把握するような、高度な充電状況表示機能は期待できない可能性があります。

本製品は、Qi規格およびQi2規格に準拠したワイヤレス充電機能を提供します。対応デバイスを充電エリアに置くだけでケーブルなしに充電が可能です。iPhoneのMagSafe対応モデルであればマグネットで正確な位置に固定され、最大15WのQi2急速充電が利用できます。Apple WatchやAirPods（Qi対応ケース使用時）もそれぞれ専用の充電エリアでワイヤレス充電できます。これにより、充電ケーブルの抜き差しの手間がなくなり、非常に手軽にデバイスを充電できます。ただし、Qi規格に対応していないデバイスはワイヤレス充電できません。

iPhoneなどのスマートフォンは、充電スタンド部分に縦向きまたは横向きのどちらでも設置して充電が可能です。特に、iOS 17以降で利用可能なStandByモードに対応しており、iPhoneを横向きに置くと時計やウィジェット、写真などを表示する情報ハブとして機能させながら充電できます。角度調整も可能なため、動画視聴やビデオ通話、通知の確認など、充電しながら様々な操作を行いやすい設計です。これにより、充電中もスマートフォンを便利に活用できます。Apple WatchやAirPodsの充電部は縦横対応ではありません。