IDDエンジニアリング ジェットチェッカーSP JCSP1000-1JP

この紙幣カウンターは、計数中に異なる金種の紙幣が混入した場合に、自動で計数を停止し、画面表示とアラーム音で知らせる異金種検知機能を搭載しています。これにより、手作業での仕分けミスや数え間違いのリスクを大幅に低減し、正確な金種管理をサポートします。特に、複数の金種が混ざった現金を扱う業務において、効率的かつ信頼性の高い集計作業を実現します。

本製品は、通貨・金種判定と同時に紙幣の真贋判定を行う「偽造券検出機能」を備えています。2024年7月発行の新日本紙幣にも対応しており、偽造紙幣の混入リスクを低減し、安心して現金を扱えます。ただし、具体的な検知技術（UV、MG、IR、CISなど）の詳細は記載されていませんが、真贋判定を行うことで一定のセキュリティレベルを確保し、不正な現金の受け取りを未然に防ぐことに貢献します。

あらかじめ設定した枚数ごとに計数を自動で停止させるバッチ計数機能を搭載しています。これにより、決まった枚数ごとの札束を簡単に作成でき、銀行への入金準備やレジの釣銭準備など、紙幣を整理する作業が効率的かつ正確に行えます。任意の枚数を指定できるため、様々な業務ニーズに合わせて柔軟に対応可能です。

本製品には、複数回に分けて計数した紙幣の総枚数を自動的に合計する「加算カウント機能」の明確な記載はありません。混合金種一括計数モードでは合計金額が表示されますが、これは一度に投入された紙幣の合計であり、複数回の計数結果を累積する機能とは異なります。そのため、大量の紙幣を複数回に分けて計数し、その合計枚数を自動で算出したい場合には、手動での合算が必要となる可能性があります。

本製品は、混合金種紙幣を計数する際に、金種ごとの枚数と合計金額を自動で算出し、一覧表示する機能を備えています。これにより、日々の売上金の集計や現金の整理作業において、手動での計算の手間を省き、計算ミスをなくすことができます。迅速かつ正確な金額把握が可能となり、業務効率の向上に大きく貢献します。