Upperizon モバイルモニター 16インチ 2K G-16Q

このモバイルモニターは、USB Type-Cポートを2つ、MiniHDMIポートを1つ搭載しており、PC、スマートフォン、ゲーム機（Switchなど）、Fire TV Stickといった多様なデバイスからの映像出力に対応しています。Type-Cポートは映像信号と給電を1本のケーブルで同時に行えるため、接続が非常にシンプルです。これにより、外出先でのデュアルディスプレイ環境の構築や、自宅でのエンターテイメント用途など、幅広いシーンで手軽に大画面での映像表示が可能です。

このモバイルモニターにはバッテリーが内蔵されていません。そのため、使用時には常にUSB Type-Cケーブルを介した接続デバイスからの給電、または別途ACアダプターなどからの電源供給が必要です。電源コンセントがない場所や、接続デバイスの給電能力が不足している場合は、別途モバイルバッテリーなどを用意する必要があります。バッテリー非搭載のため、本体の軽量化には貢献していますが、完全に電源に依存しない環境での使用はできません。

このモバイルモニターはスピーカーを内蔵しているため、別途外部スピーカーを用意することなく、映像と音声を同時に楽しむことができます。これにより、動画鑑賞やゲームプレイの際に手軽に音声を出力でき、荷物を減らすことが可能です。ただし、内蔵スピーカーの音質は、外部スピーカーやヘッドホンに比べると限定的であるため、より高品質なサウンドを求める場合は、3.5mmイヤホンジャックを利用して外部オーディオ機器を接続することをおすすめします。

このモバイルモニターはスタンド一体型デザインを採用しており、工具なしで簡単に角度調整が可能です。これにより、ユーザーは自分の見やすい最適な角度に画面を調整でき、長時間の作業や視聴でも首や目の負担を軽減できます。また、縦置きにも対応しているため、文書作成やプログラミングなど、縦長の表示領域が有利な作業にも柔軟に対応できます。スタンドは本体に収納できるため、持ち運び時も邪魔になりません。

このモバイルモニターにはタッチ操作機能は搭載されていません。画面の操作は、本体側面の物理ボタン（レバー式）を通じて行います。そのため、スマートフォンやタブレットのように画面を直接触って操作することはできません。直感的な操作や、プレゼンテーションでのインタラクティブな利用を想定しているユーザーにとっては、この点が制限となる可能性があります。タッチ操作を必須とする場合は、別のモデルを検討する必要があります。

このモバイルモニターには、持ち運び時に本体を保護するためのカバーが付属しています。このカバーは、移動中の衝撃や傷から画面や本体を守る役割を果たし、安心して外出先に持ち運ぶことができます。スタッフレビューによると、ケースの内側がフリース素材で画面に傷がつきにくいと評価されています。ただし、カバーとモニター本体は別々であるため、一体型を好むユーザーは注意が必要です。