EQZ EQZ 骨伝導イヤホン V16-HS

製品情報にマルチポイント接続機能に関する記載はありません。複数のデバイス（スマートフォンとPCなど）に同時に接続し、スムーズに切り替えることはできない可能性が高いです。一般的なイヤホンと同様に、使用するデバイスごとに手動でBluetooth接続を切り替える必要があります。これにより、例えばPCで作業中にスマートフォンに着信があった場合、通話のためにBluetooth設定を操作する必要が生じ、利便性が損なわれる場合があります。普段から複数のデバイスでイヤホンを使い分ける機会が多い方にとっては、この機能がないことは大きな制限となり得ます。

製品情報には、マイクが内蔵されており、ENCノイズキャンセリング機能に対応している旨の記載があります。ENC（Environmental Noise Cancellation）機能は、通話時に周囲の騒音を抑制し、相手に自分の声をクリアに届けるための技術です。これにより、カフェや駅など、ある程度騒がしい場所でも、通話相手は比較的クリアにこちらの音声を聞き取ることができると期待できます。完全に周囲の音を遮断するわけではありませんが、オンライン会議やハンズフリー通話の際の音声品質向上に役立ちます。ただし、その性能レベルは製品によって異なるため、非常に騒がしい環境での効果には限界がある場合もあります。

製品情報には「日常的な防水性能を備えており」との記載がありますが、具体的な防水規格であるIP等級（例：IPX5やIPX7など）の記載はありません。スタッフのレビューにも「大雨での使用は控える」というコメントがあることから、汗や小雨程度の水濡れには対応できると考えられますが、それ以上の防水性能は期待できません。スポーツでの大量の汗や突然の強い雨、シャワーを浴びながらの使用などには適していません。日常使いでの急な雨や軽い運動での使用に限られると考えられ、より高い防水性能を求める場合は注意が必要です。

製品情報にはType-C充電に対応している旨の記載はありますが、急速充電機能に関する具体的な記述は見当たりません。急速充電に対応している場合、「〇分の充電で△時間再生可能」といった形でメリットがアピールされることが一般的です。この情報がないことから、本製品はおそらく急速充電には対応していないと考えられます。充電には一定の時間を要するため、短時間でバッテリーを回復させてすぐに使用したい場合には不便を感じる可能性があります。充電を忘れることが多い方や、隙間時間で効率的に充電したい方にとっては、この機能がないことはマイナスポイントとなり得ます。

製品情報に、使用していない場合に自動で電源がオフになる機能に関する記載はありません。この機能がない場合、Bluetooth接続が切れた後や、イヤホンを使用し終わった後に手動で電源を切る必要があります。電源を切り忘れてしまうと、バッテリーが無駄に消費され、次に使おうとした時に電池切れになっているという事態が発生しやすくなります。バッテリーの無駄な消費を防ぎ、いつでも快適にイヤホンを使用するためには、こまめに電源をオフにする習慣をつける必要があります。自動電源オフ機能があれば、このような心配が軽減され、バッテリー管理がより容易になりますが、本製品には搭載されていない可能性が高いです。

製品情報には、専用アプリや本体操作によるイコライザー（音質調整）機能に関する記載は見当たりません。そのため、音質を自分の好みや聴くコンテンツに合わせてカスタマイズすることはできない可能性が高いです。提供されているデフォルトの音質設定でのみ使用することになります。低音を強調したい、ボーカルをもっとクリアにしたい、といった音質へのこだわりがある方にとっては、この機能がないことは制限となります。多くのワイヤレスイヤホン、特にスマートフォンアプリに対応した製品ではイコライザー調整が可能な場合が多く、本製品はそうしたカスタマイズ性には対応していないと考えられます。